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書名の50音順で観る『さ行』
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その後、名言をクリックすると、書評コメントが読めます。
・『菜根譚』、洪自誠
・『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』、講談社
・『サン=テグジュペリの言葉』、山崎庸一郎
訳編
・『詩集 小さな手紙』、銀色夏生
・『「自分の木」の下で』、大江健三郎
・『斜陽 人間失格
桜桃 走れメロス 外七篇』、太宰治
・『修身教授録』、森信三
・『侏儒の言葉・西方の人』、芥川龍之介
・『出家とその弟子』、倉田百三
・『小説作法』、スティーヴン・キング
・『勝負の極北』、藤沢秀行・米長邦雄
・『人生、一手の違い』、米長邦雄
・『人生、惚れてこそ』、米長邦雄・羽生善治
・『新訳論語』、穂積重遠
全訳注
・『真理は現実のただ中にあり』、森信三
・『青春のヒント』、辰巳琢郎
・『世界No.2 セールスウーマンの
「売れる営業」に変わる本』、和田裕美
・『ソクラテスの弁明・クリトン』、プラトン
■『菜根譚』、洪自誠、講談社
「物事が失敗した後には、
逆に成功するものである。
だから、自分の思い通りにならない時でも、
やたらに手を放ち投げ出してはいけない」
「世のため人のためになる道徳や
事業を行う時には、人に率先して行い、
人のあとからするようなことは
してはいけない」
「彼が富の力でくるならば、
私は仁の徳をもって対抗し、
彼が名誉でくるなら、
私は正しい道をもって対抗する」
「人目につく所で わざわいを受けないように
したいと思ったら、まず人目につかない所で
罪を犯さないように心がけるべきである」
「その人の人柄は、
事業を興し発展させる基礎である」
「他人に恩恵を施す時には、
その恩恵に感謝されることを求めてはいけない。
他人に怨まれるようなことをしなかったならば、
それがそのまま恩恵である」
「人の過失をとがめる人は、
心を動かすごとに、それがすべて
自分を傷つける刃物となる」
「他人を信用する人は、他人は必ずしも
すべてに誠であるとは限らないが、
少なくとも自分だけは誠があることになる」
「他人を疑う人は、他人は必ずしも
すべてに偽りがあるとは限らないが、
少なくとも自分はまず欺いて(あざむいて)
いることになる」
「自分自身を錬磨するには、
くり返しきたえる金属のようにすべきである。
速成したのでは深い修養とはならない」
「事業を興しても、
自分の利益を追求するだけで、
徳を世に布き行うことを考えなければ、
眼の前に咲いているだけの
はかない花にすぎない」
「水のしたたりによって、石も穴をあけられる。
このように道を学ぶ人は、
その道を求め続けるようにしなければならない」
「太陽が沈んでしまっても、それでもなお
夕映えは美しく輝いている。
だから、人生の晩年に当たって、君子たるものは
さらに精神を百倍にも奮い立たせて
りっぱに生きるようにすべきである」
「おいしい食べ物は、自分の分を
三分ぐらい減らして相手に譲ってやる。
このような心がけこそ、この世を生きていく上で、
一つの極めて安らかで
楽しい方法である」
「人が世の中を生きてゆく時には、
自分から一歩を
ゆずることがよりすぐれた道である。
この一歩をゆずることが、それがそのまま
一歩を進める根本となるのである」
「家庭にある時の戒めとして二語ある。それは
『ただ思いやりが深くさえあれば、
家族の心はおだやかであり、
ただ倹約さえすれば費用は十分に足りる』
という二語である」
「古人の書物を読んでいながら、
聖賢の精神にふれなかったならば、
それは単なる文字の奴隷であるにすぎない」
「最も高遠な真理というものは、
最も平凡なものの中に宿っており、
至難な事柄は最も平易なものの中から出てくる」
「物に触れ 見たり聞いたりするものがすべて、
そのまま真理にほかならないことを、
心にしっかりわきまえておく必要がある」
「自分の心情の動きというものは、
平穏な状態もあり、乱れる状態もある。
であるから、どうして他人にだけ
いつも平穏な状態でいることを望めようか」
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■『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』、講談社
「『幸せだなあ』と千回いったころから、
さまざまなチャンスが
自然にやってくるようになります」
「とにかく良いところを見つけて褒めるのです。
褒めて、褒めて、褒めまくるというくらいで
ちょうどいいでしょう」
「私たちの未来はいつもすばらしいのです」
「ひらめきを生むには、本を読むのが一番です」
「税金をきちんと納めていると、
結局その何倍もの見返りがあります」
「運勢という字は『勢いを運ぶ』と書きます。
つまり、運勢は勢いです。運勢をよくしたいと
思ったら、なんでも勢いよくしましょう」
「この世のすべてのできごとは、いまより少し
改善するだけで、まちがいなくいい方向に進みます」
「仕事に打ち込んでいる男は、例外なくモテます」
「人間のすることは78点が満点。
つねに22%の改善点があるから、
人間の未来は進歩する」
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■『サン=テグジュペリの言葉』、
山崎庸一郎 訳編、弥生書房
「昨日流された血のゆえに
拳を振ってはならない」
「手に入れたものによってと同様、
失ったことを惜むもの、手に入れたいとのぞむもの、
喪失を嘆くものによっても、
導かれ、授乳され、成長させられる」
「歩みだけが重要である。
歩みこそ、持続するものであって、
目的地ではないからである」
「あるのはただ、前進してゆく力だけだ。
その力を創造しなければならない。
解決なぞ
そのあとで見つかる」
「明日の真理は昨日の過誤によって培われ、
克服すべき矛盾背反は
ぼくたちの成長の土壌にほかならない」
「ひとは、過誤に過誤を重ねながら、
火に通じる道を発見するのだ」
「人間であるとは、まさに責任を持つことだ。
自分には関係がないような悲惨をまえにして
恥を知ることだ」
「犠牲とは、おまえをなにものからも切断することなく、
逆におまえを富ますものだ」
「『われわれは服従すべきでしょうか、
それとも戦うべきでしょうか?』
生きながらえるためには服従すべきであり、
存在しつづけるためには戦うべきである」
「征服とは、おまえの内部に、おまえを通して、
おまえ自身を築きあげることである」
「人間は真理を発見するのではない。
人間は真理を創造するのだ」
「方法こそ異なっていても、目的は異ならない。
目的はつねに同一である」
「救いは一歩踏み出すことだ。さらにもう一歩。
そして、たえずそのおなじ一歩を繰り返すことだ」
「人間は固い水晶に穴を穿ちながら、
ゆっくりとすすんでゆく」
「みんなぼくを信頼してくれているのだ。
もし歩かないとしたら、ぼくはならず者だ」
「真の意味でぼくを豊かにしてくれたのは、
ぼくが受け取ったものより
多くのものを与えた場合だけだった
ということを認めなければなりません」
「労働の一部は身を養いますが、
他の一部は人間を築きあげるのです」
「彼を裁くまえに彼を理解しようと努めるべきである」
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■『詩集 小さな手紙』、
銀色夏生、角川書店
「今日だけが とてもやさしくてあるように
今日だけでも とてもやさしくあるように
今日さえ克服できれば
目の前には今日しかないから」
「悲しみなさい あとでむかえにくるから
行きなさい あとで抱きしめてあげるから
まちがったとしても
あとで すべてを聞いてあげるから」
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■『「自分の木」の下で』、
大江健三郎、朝日新聞社
「もう取り返しがつかないことを
しなければならない、と思いつめたら、
その時、『ある時間、待ってみる力』を
ふるい起こすように!」
「たとえ、問題がすっかり
解決しなかったとしても、
じっと考える時間を持ったということは、
後で思い出すたびに意味があったことが
わかります」
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■『斜陽
人間失格 桜桃 走れメロス』、
太宰治、文藝春秋
「私は確信したい。
人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」
「あさましくてもよい。私は生き残って、
思うことをしとげるために世間と争っていこう」
「私、花も葉も芽も、何もついていない、
こんな枝がすき。これでも、
ちゃんと生きているのでしょう。
枯枝とちがいますわ」
「この世の中に、戦争だの平和だの貿易だの
組合だの政治だのがあるのは、なんのためか、
このごろ私にもわかってきました。
あなたは、ご存じないでしょう。
だから、いつまでも不幸なのですわ。それはね、
教えてあげますわ、女がよい子を生むためです」
「私には、古い道徳を平気で無視して、
よい子を得たという満足があるのでございます」
「いまの世の中で、一ばん美しいのは犠牲者です」
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■『修身教授録』、森信三、致知出版社
「一生の志を立てることが根本です。
つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです」
「たびたび申すことながら諸君!!
この人生は二度とないのです」
「読書と実行にかけては、
何人にも負けないという気魄が必要です」
「一日読まざれば一日衰える」
「真先に片付けるべき仕事に、
思いきって着手する」
「仕上げはまず八十点級というつもりで、
とにかく一気に仕上げることが大切です」
「仕事を次々と処理していって、絶対に溜めぬところに、
自己鍛練としての修養の目標がある」
「人間の人柄というものは、
その人が目下に対する場合の態度、
とくに言葉遣いによって分かるものであります」
「真の誠とは、その時その時の自己の『精一杯』を
尽くしながら、しかも常にその足らざることを
歎くものでなくてはならぬ」
「真の誠は、このわが身、わが心の一切を捧げ切る
常住捨て身の生活以外の何物でもないのです」
「すべて物事というものは、理想すなわち最終目標を、
あらかじめはっきりとつかんでいないことには、
とうてい本当のことはできない」
「できないというのは、本当にする気がないからです」
「結局最後は、『世のため人のために』という所が
なくては、真の意味で志とは言いがたい」
「大切なことは、慎独」
「自分が現在なさなければならぬと
分かった事をするために、それ以外の一切の事は、
一時思いきってふり捨てる」
「とにかく人間は徹底しなければ駄目です。
もし徹底することができなければ、普通の人間です」
「ほんとうの真実というものは、必ずいつかは輝き出す」
「真面目ということの真の意味は、
自分の『真の面目』を発揮するということ」
「真の修行は、竹刀を捨て坐禅を解いてから始まる」
「内面的に強くなることです。
他の一切のことは、すべてそれからのことです」
「自分の当然なすべき仕事であるならば、
それに向かって全力を傾け切るということは、
ある意味では価値のある仕事以上に、意義がある」
「一日の予定を完了しないで、明日に残して寝ると
いうことは、畢竟人生の最後においても、
多くの思いを残して死ぬということです」
「まず、短い時間をむだにしないということです」
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■『侏儒の言葉・西方の人』、
芥川龍之介、新潮社
「創作は常に冒険である。
所詮は人力を尽した後、
天命に委かせる(まかせる)より仕方はない」
「文を作るのに欠くべからざるものは
何よりも創作的情熱である」
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■『出家とその弟子』、倉田百三、新潮社
「私は自分を悪人と信じています」
「私の肉は同じ仏子を食いますもの。
悪人でなくてなんでしょうか。」
「私は善くなろうとする願いはどこまでも失いません。
その願いがかなわぬのは地上のさだめです。」
「仏様は悪いと知って私たちを助けてくださるのだ。
悪人のための救いなのだ」
「百の悪業に催されて罪を感じている悪人よりも、
小善根を積んでおのれの悪を認めぬ偽善者のほうが
仏の愛にはもれているのだ。」
「人間の心にもし浄土のおもかげがあるならば、
それはまさしくゆるした時の心の相(すがた)であろう」
「信じてだまされるのは、まことのものを疑うより
どれほどまさっているだろう。」
「人の僕(しもべ)になれ。
人の足を洗ってやれ……くつのひもをむすんでやれ。」
「おゝ平和! もっとも遠い、もっとも内の。」
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■『小説作法』、
スティーヴン・キング、アーティストハウス
「作家を志すなら、
何はともあれ、よく読みよく書くことである。
そこで自分自身を教え込むことが
何にもまして貴重な成果を生む」
「取りかかった作品は、
完成するまでペースを落とさずに書き続ける。
毎日きちんと書かないと、
頭の中で人物が張りをなくす」
「何事であれ、自分に才能があるとなれば、
人は指先に血が滲み、
目の球が抜け落ちそうになるまで
そのことにのめり込むはずである」
「どこで何をしていようと、
作家志望者にテレビはいらない」
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■『勝負の極北』、
藤沢秀行・米長邦雄、クレスト社
「女房を大事にしないような男は、
よそへ行ってもモテません(笑)。
今、目の前にあるものを
大事にしないということですから」
「碁の神様がわかっているのが
100だとしたら、私にわかっているのは、
せいぜい5か6か、あるいはもっと下です」
「いいと思ったことは、どんどん教えてしまう。
その結果、若い人が強くなり、
私が負かされても仕方ないではないか」
「楽しい思いだけで
強くなれるはずがないんだ。
自分自身が苦しんで、工夫しなくてはいけない」
「戦って戦って戦い抜けと言っている。
戦いを避ける技は、後になってからでも身につく」
「対局するときだけが勝負じゃない。
碁だけが勝負じゃない」
「体調のいいときに戦うのは当たり前の話で、
戦えないような状態でも
戦える男にならないといけない」
「1000勝しても屁の足しにもならん」
「プロというものは、ひたすら最善手を求めて
命を削る、それだけなんです」
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■『人生一手の違い』、
米長邦雄、祥伝社
「死んだオヤジの棺の前では正座で、
将棋盤の前ではあぐらというのはおかしい」
「スランプへの対処法として
最も上策、極意ともいえるやり方は、
『笑い』である」
「碁が弱くなっちゃいけない。
麻酔だけは打たないでくれ。
このまま手術をしてくれ!」
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■『人生、惚れてこそ』、
米長邦雄、羽生善治、クレスト社
「意識して頂上を見なければいけません」
「師匠の言葉にはすべて反発」
「母親が父親(夫)を尊敬しているか
どうか、この一点だけ見ます」
「いちばんいい薬というのは、
『お前は天才だ、才能がある』
という、この一言なんです」
「将棋に勝因はないんです。
あるのはすべて敗因です」
「今は最善なんだけど、
それは今の時点であって、
今はすでに過去なんです」
「前に進もうとしなければ
後退してしまうものなんです」
「早く強くなる勉強法と、
力を持続する勉強法は、別ものです」
「いちばん得意な戦法をやらないで、
不得手な戦法に取り組む。あるいは
相手の得意に飛び込んで行って戦う。
それができるかできないかがポイント」
「最終的に頼れるのは
自分自身の力だけなんだ」
「ただ一局一局を大切に、
そこにだけ集中して指してきた」
「勝負の世界では『これでよし』
とする消極的姿勢になるのが一番怖い。
常に前進をめざさぬかぎり、
そこでストップし、ついには
後退が始まるからである」
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■『新訳論語』、穂積重遠、講談社
「父母はただその疾(やまい)をこれ憂う」
「敬うということがなくては、
何で犬馬と親を区別しようぞ」
「先ずその言を行い、しかる後にこれに従う」
「いにしえ言の出でざるは、
躬の逮ばざるを恥ずるなり」
「義を見てせざるは勇なきなり」
「徳孤ならず、かならず鄰あり」
「君子は人の美を成して、人の悪を成さず」
「子、人と歌いて善ければ、
必ずこれを反さしめて而して後これに和す」
「その身正しければ、令せずして行わる。
その身正しからざれば、令すといえども従わず」
「速やかならんを欲するなかれ、
小利を見るなかれ。
速やかならんを欲すればすなわち達せず、
小利を見ればすなわち大事成らず」
「人の己を知らざるを患えず、
己の能くするなきを患う」
「三人行けば必ずわが師有り。
その善なる者を択びてこれに従い、
その不善なる者はこれを改む」
「非礼視るなかれ、非礼聴くなかれ、
非礼言うなかれ、非礼動くなかれ」
「仁遠からんや。
われ仁を欲すれば、ここに仁至る」
「譬えば地を平らかにするが如し。
一簣を覆すといえども、進むはわが往くなり」
「学を好み、死を守りて道を善くす」
「朝に道を聞いて夕に死すとも可なり」
「己の欲せざる所人に施すなかれ。
邦に在りても怨みなく、
家に在りても怨みなけん」
「これを知るをこれを知ると為し、
知らざるを知らずと為せ。これ知るなり」
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」
「終日食わず終夜寝ねず、以て思う。
益なし。学ぶに如かず」
「われ生れながらにしてこれを知る者にあらず。
古を好み、敏にして以てこれを求むる者なり」
「士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず」
「天下道有らば丘は与に易えざるなり」
「君子は義に喩り、小人は利に喩る」
「巧言令色鮮し仁」
「君子はその言のその行いに過ぐるを恥ず」
「われ日に三たびわが身を省みる」
「躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、
すなわち怨みに遠ざかる」
「和すれば寡なきことなく、
安ければ傾くことなし」
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■『真理は現実のただ中にあり』、
森信三、致知出版社
「いったん決心したことは、
必ずやりぬく人間になることです」
「例外をつくったらだめですぞ。
今日はまあ疲れているからとか、夕べはどうも
睡眠不足だったとか考えたら、もうだめなんだ」
「腰骨を立てるということなんだ。
性根の入った人間になる極秘伝は、朝起きてから
夜寝るまで、常に、腰骨を曲げんということだ」
「テレビを見ない日をつくるということは、
欲望をどこまで遮断することができるかどうか
という精神力のものさしの一つになる」
「一日は一生の縮図なり」
「読書は『精神の食物』であるから、
精神の食物が欲しくなくなったとしたら、
その人は精神的にはもはや瀕死の病人といってよい」
「一度に二冊以上の書物を買わぬように」
「一冊だけを求めて、買ったら間髪を入れず
直ちにその場から読みはじめること」
「一冊を一気に読みぬく」
「己を正せば、人はむりをせんでも、
おのずからよくなっていく」
「道徳とは自分が行うべきもので、
人に対して説教すべきものではない」
「しつけとは
そのことの意味や価値が
十分わからんうちに、形の方から身につけてゆくこと」
「わが子にしてほしいことを
まず親たる自分からはじめる」
「一軒のうちで一番理想的なのは
どういうことかというに、それは一家の主たる
ご主人が、奥さんに向かって、朝『おはよう』と
先にいわれることではないかと思います」
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■『青春のヒント』、辰巳琢郎、学習研究社
「実力が劣っていても、
100パーセントの力を出せたやつが勝つんです」
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■『世界No.2
セールスウーマンの「売れる営業」に
変わる本』、和田裕美、ダイヤモンド社
「夢に期限を与えるでしょ、そうすると
“いつまで”っていう期限ができるから
夢が目標に変わるの!」
「忘れてはいけないのは
『人は自分の話を聞いてもらうことが好き』
であり
『自分の話を聞いてくれる人が好き』
であるという法則です」
「電話しているときでさえ、
見えない相手にお辞儀をするのは当たり前です」
「自分以外の誰かのことを
いつも誉めているような人は
絶対に好かれる」
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■『ソクラテスの弁明・クリトン』
プラトン、岩波書店
「彼は何も知らないのに、
何かを知っていると信じており、
これに反して私は、何も知りもしないが、
知っているとも思っていない」
「魂の探求なき生活は
人間にとり生甲斐なきものである」
「人は、何人に対しても
その不正に報復したり
禍害を加えてはならないのだ」
「殺されるかまたは
他の憂き目に遭わなければならない
などということは、
不正を冒すよりも遥かにましなのだ」
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