「他人を疑う人は、他人は必ずしも
すべてに偽りがあるとは限らないが、
少なくとも自分はまず欺いて(あざむいて)
いることになる」
出典:『菜根譚』、洪自誠 著、講談社学術文庫、
中村璋八・石川力山 訳注、P203より
先ほどの「菜根譚の名言8」とは一転して、
キビシイ言葉です(^^;)。
疑うということは、信じ切っていない、
ということです。
そして、信じていない部分があるということは、
自分が相手を欺いている、というのです。
ダマされてもいい、という覚悟がなければ、
この言葉は受け入れられないのではないか、
と私は思います。。。
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