菜根譚の名言9


「他人を疑う人は、他人は必ずしも
 すべてに偽りがあるとは限らないが、
 少なくとも自分はまず欺いて(あざむいて)
 いることになる」

   出典:『菜根譚』、洪自誠 著、講談社学術文庫、
        中村璋八・石川力山 訳注、P203より


     先ほどの「菜根譚の名言8」とは一転して、
     キビシイ言葉です(^^;)。

     疑うということは、信じ切っていない、
     ということです。
     そして、信じていない部分があるということは、
     自分が相手を欺いている、というのです。

     ダマされてもいい、という覚悟がなければ、
     この言葉は受け入れられないのではないか、
     と私は思います。。。


      
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