「事業を興しても、
自分の利益を追求するだけで、
徳を世に布き行うことを考えなければ、
眼の前に咲いているだけの
はかない花にすぎない」
出典:『菜根譚』、洪自誠 著、講談社学術文庫、
中村璋八・石川力山 訳注、P93より
徳を広めることを考えている人、
そんな人が他人から憎まれ、
蹴落とされるなどということは、
ちょっと考えにくいものです。
逆に、自分のことしか考えない人が、
他人から大事にされるということは、
親子以外の間柄では、あり得ません。
末永く花を咲かせるには、
徳について考え、他を大切にすることが、
まちがいないようです(^^)。
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