倉田百三の名言1と2(2月23日生まれ)


「私は自分を悪人と信じています。(親鸞の台詞)

「私の肉は同じ仏子を食いますもの。
 悪人でなくてなんでしょうか。
(親鸞の台詞)

   出典:『出家とその弟子』、倉田百三、
        岩波書店、P46より


     『出家とその弟子』は、
     “自分は悪人である”けれど、
     “仏さまは、私を悪人のままで、救ってくださる”
     という親鸞独特の信仰観を、分かりやすく
     ストーリーで説明した作品、と言えます。

     私個人は、かなり善人ぶってしまっていますが、
     “私は悪人だ。命ある生き物を食べるから悪人だ”
     と言われると、返す言葉もありません…(--;)。


   
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