|
人名の50音順で観る『か行』
・鍵山秀三郎 ・上大岡トメ ・銀色夏生
・熊谷正寿 ・倉田百三 ・小出義雄
・洪自誠 ・高塚猛 ・孔子
↑クリックすると、その人のスポットへ移動できます(^^)
その後、名言をクリックすると、書評コメントが読めます。
■ 鍵山秀三郎(イエローハット 相談役)
□『凡事徹底』より
「微差、僅差の積み重ねが大差となる」
「平凡なことを非凡に努力する」
「帰ったら靴を揃える、
自分のものだけではなしに家族のものも揃える、
よそへ行っても揃えることです」
「人間は義務でやらなくてもいいことが
どれだけできるかということが
人格に比例していると思います」
「汚いものを汚いままにしておいたら、
もっと心がすさむ」
「銀行から頼まれて、倒産した施設をずいぶん
買ってきました。けれども、いまだかつて、
倒産した企業で、きれいに整然と掃除が
行き届いていた会社はありません」
「人が見捨ててしまいそうな小さなことでも、
紙一枚の厚さでいいから積み上げることが
大事だと思います。目には見えないけれども、
確実に積み上がっているんですね」
→ このページのトップへもどる
■
上大岡トメ(イラストレーター)
□『キッパリ!たった5分間で自分を変える方法』より
「水の流れる場所を、キレイにする」
「テレビを消して、
頭のスイッチを入れよう」
「レジの人に『お願いします』と言う」
→ このページのトップへもどる
■
銀色夏生(作家)
□『詩集 小さな手紙』より
「今日だけが とてもやさしくてあるように
今日だけでも とてもやさしくあるように
今日さえ克服できれば
目の前には今日しかないから」
「悲しみなさい あとでむかえにくるから
行きなさい あとで抱きしめてあげるから
まちがったとしても
あとで すべてを聞いてあげるから」
→ このページのトップへもどる
■
熊谷正寿(GMO社長)
□『一冊の手帳で夢は必ずかなう』より
「手帳に夢を書き込むのです。
そしてそれを、トイレに行く時も、
お風呂に入る時も、片時も離さず
持ち歩き、繰り返し読み返すのです」
「私は手帳にメモを書くときに、
一件一リフィルを原則にしています」
「目標は書いて記録し、
繰り返し読み返すことに意義がある」
「私たちに起こる問題は、すべて
『ちょっとの努力が必要な』問題ばかりです。
そのちょっとの努力をするかしないかの違いが、
人の能力の大きな差として出てくるのです」
「皮肉を言われても
『ご指摘、感謝します』。
ウソをつかれても、
『私を傷つけまいとの気遣い、感謝します』」
「私が一番重視しているのは
『情報整理はサイズの統一から』
という鉄則です」
「休憩するために休憩する時間が
もったいないのです」
「社長たる者の意志決定はすべからく、
彼らの『笑顔』と『感動』を得られるかどうかに
なければなりません。ここを明確にするだけで、
社員の行動は違ってきます」
「商いは飽きない」
→ このページのトップへもどる
■
倉田百三(作家)
□『出家とその弟子』より
「私は自分を悪人と信じています」
「私の肉は同じ仏子を食いますもの。
悪人でなくてなんでしょうか。」
「私は善くなろうとする願いはどこまでも失いません。
その願いがかなわぬのは地上のさだめです。」
「仏様は悪いと知って私たちを助けてくださるのだ。
悪人のための救いなのだ」
「百の悪業に催されて罪を感じている悪人よりも、
小善根を積んでおのれの悪を認めぬ偽善者のほうが
仏の愛にはもれているのだ。」
「人間の心にもし浄土のおもかげがあるならば、
それはまさしくゆるした時の心の相(すがた)であろう」
「信じてだまされるのは、まことのものを疑うより
どれほどまさっているだろう。」
「人の僕(しもべ)になれ。
人の足を洗ってやれ……くつのひもをむすんでやれ。」
「おゝ平和! もっとも遠い、もっとも内の。」
→ このページのトップへもどる
■ 小出義雄(マラソンの監督)
□『君ならできる』より
「大きな大会に行っても
『私がいちばん強いんだ』
というような顔をして、マイペースでやっている。
そこがいいのだ」
「スローペースで走らせるのも大事なのだ」
「諦めなくてよかった。私はそれを
高橋から教えてもらったと思っている」
「『おまえ、くるぶしから下、いい足してる。
いいキック出してるね』
といったのを覚えている。と同時に
『おまえは世界一になれる』
と毎日のようにいいつづけたのだ」
「他人を超えるには、自分独自のやり方、
考え方を実行しなければならない」
「挨拶といっても、黙礼だけの挨拶では
意味がない。ちゃんと顔を上げて、
声を出すことが肝心なのだ」
「元気な挨拶こそが、充実した一日の、
効果が期待できる練習の、
いいスタートを約束してくれるのだ」
「私が追求しているのは
あくまでも
選手たちが満足してくれるチームづくりだ」
「普通の選手は、練習時間が三時間だとすると、
初めの三十分や一時間はゆっくり走る。
ところが高橋は最初から最後まで
決して手を抜くようなことはしない。
つねに全力投球する」
「何か一つのことを
やり遂げようとしたら、
ある程度
信念を持って貫かなければ成功しない」
「牛乳を飲む人より、
牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ」
「私は、夢や願望は
強く持てば持つほどいいと思う」
→ このページのトップへもどる
■ 洪自誠(『菜根譚』の著者)
□『菜根譚』より
「物事が失敗した後には、
逆に成功するものである。
だから、自分の思い通りにならない時でも、
やたらに手を放ち投げ出してはいけない」
「世のため人のためになる道徳や
事業を行う時には、人に率先して行い、
人のあとからするようなことは
してはいけない」
「彼が富の力でくるならば、
私は仁の徳をもって対抗し、
彼が名誉でくるなら、
私は正しい道をもって対抗する」
「人目につく所で わざわいを受けないように
したいと思ったら、まず人目につかない所で
罪を犯さないように心がけるべきである」
「その人の人柄は、
事業を興し発展させる基礎である」
「他人に恩恵を施す時には、
その恩恵に感謝されることを求めてはいけない。
他人に怨まれるようなことをしなかったならば、
それがそのまま恩恵である」
「人の過失をとがめる人は、
心を動かすごとに、それがすべて
自分を傷つける刃物となる」
「他人を信用する人は、他人は必ずしも
すべてに誠であるとは限らないが、
少なくとも自分だけは誠があることになる」
「他人を疑う人は、他人は必ずしも
すべてに偽りがあるとは限らないが、
少なくとも自分はまず欺いて(あざむいて)
いることになる」
「自分自身を錬磨するには、
くり返しきたえる金属のようにすべきである。
速成したのでは深い修養とはならない」
「事業を興しても、
自分の利益を追求するだけで、
徳を世に布き行うことを考えなければ、
眼の前に咲いているだけの
はかない花にすぎない」
「水のしたたりによって、石も穴をあけられる。
このように道を学ぶ人は、
その道を求め続けるようにしなければならない」
「太陽が沈んでしまっても、それでもなお
夕映えは美しく輝いている。
だから、人生の晩年に当たって、君子たるものは
さらに精神を百倍にも奮い立たせて
りっぱに生きるようにすべきである」
「おいしい食べ物は、自分の分を
三分ぐらい減らして相手に譲ってやる。
このような心がけこそ、この世を生きていく上で、
一つの極めて安らかで
楽しい方法である」
「人が世の中を生きてゆく時には、
自分から一歩を
ゆずることがよりすぐれた道である。
この一歩をゆずることが、それがそのまま
一歩を進める根本となるのである」
「家庭にある時の戒めとして二語ある。それは
『ただ思いやりが深くさえあれば、
家族の心はおだやかであり、
ただ倹約さえすれば費用は十分に足りる』
という二語である」
「古人の書物を読んでいながら、
聖賢の精神にふれなかったならば、
それは単なる文字の奴隷であるにすぎない」
「最も高遠な真理というものは、
最も平凡なものの中に宿っており、
至難な事柄は最も平易なものの中から出てくる」
「物に触れ 見たり聞いたりするものがすべて、
そのまま真理にほかならないことを、
心にしっかりわきまえておく必要がある」
「自分の心情の動きというものは、
平穏な状態もあり、乱れる状態もある。
であるから、どうして他人にだけ
いつも平穏な状態でいることを望めようか」
→ このページのトップへもどる
■
高塚猛(経営者・元福岡ダイエーホークス社長)
□『ならば私が黒字にしよう』より
「夢や実感を繰り返し語っているうちに、
いつの間にか理想の組織に近づいていくのです。
このことを、私は『未来からの贈り物を受け取る』
と言っています」
「過去と他人は変えられない。
変えられるのは自分と未来だけ」
「学んだことのたった一つの証。
それは変わるということである」
「自分が知らないこと、できないことを
しっかり認識しているというのは、
実は強いことなのだ」
「一番大事なのは会社で働く社員、
お客様は三番目」
→ このページのトップへもどる
■ 孔子(世界の四聖の一人)
□『新訳論語』より
「父母はただその疾(やまい)をこれ憂う」
「敬うということがなくては、
何で犬馬と親を区別しようぞ」
「先ずその言を行い、しかる後にこれに従う」
「いにしえ言の出でざるは、
躬の逮ばざるを恥ずるなり」
「義を見てせざるは勇なきなり」
「徳孤ならず、かならず鄰あり」
「君子は人の美を成して、人の悪を成さず」
「子、人と歌いて善ければ、
必ずこれを反さしめて而して後これに和す」
「その身正しければ、令せずして行わる。
その身正しからざれば、令すといえども従わず」
「速やかならんを欲するなかれ、
小利を見るなかれ。
速やかならんを欲すればすなわち達せず、
小利を見ればすなわち大事成らず」
「人の己を知らざるを患えず、
己の能くするなきを患う」
「三人行けば必ずわが師有り。
その善なる者を択びてこれに従い、
その不善なる者はこれを改む」
「非礼視るなかれ、非礼聴くなかれ、
非礼言うなかれ、非礼動くなかれ」
「仁遠からんや。
われ仁を欲すれば、ここに仁至る」
「譬えば地を平らかにするが如し。
一簣を覆すといえども、進むはわが往くなり」
「学を好み、死を守りて道を善くす」
「朝に道を聞いて夕に死すとも可なり」
「己の欲せざる所人に施すなかれ。
邦に在りても怨みなく、
家に在りても怨みなけん」
「これを知るをこれを知ると為し、
知らざるを知らずと為せ。これ知るなり」
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」
「終日食わず終夜寝ねず、以て思う。
益なし。学ぶに如かず」
「われ生れながらにしてこれを知る者にあらず。
古を好み、敏にして以てこれを求むる者なり」
「士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず」
「天下道有らば丘は与に易えざるなり」
「君子は義に喩り、小人は利に喩る」
「巧言令色鮮し仁」
「君子はその言のその行いに過ぐるを恥ず」
「われ日に三たびわが身を省みる」
「躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、
すなわち怨みに遠ざかる」
「和すれば寡なきことなく、
安ければ傾くことなし」
→ このページのトップへもどる |