人名の50音順で観る『あ行』

 ・相田みつを  ・アインシュタイン  
 ・
芥川龍之介  ・曙太郎  ・あまんきみこ
 ・
アランジ アロンゾ  ・有島武郎 
 ・
アレックス・ロビラ  ・安藤忠雄
 ・
井狩春男  ・池澤夏樹  ・大江健三郎
 ・
大平光代  ・岡本太郎  ・オグ・マンディーノ
 ・
小澤征爾

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■ 相田みつを(詩人)

 □『生きていてよかった』より

   「うばい合うと 足らないけれど
    
わけ合うと あまっちゃうんだなあ

   「いいことは おかげさま

    
わるいことは 身から 出たさび

 □『いちずに一本道 いちずに一ッ事』より

   「どんな理屈をつけても 戦争はいやだな

    
肉親二人
    
わたしは戦争で失っているから

   「いのち 尊し

   「外灯というのは

    
人のために つけるんだよな
    
わたしはどれだけ
    
外灯を つけられるだろうか

   「あなたがそこに ただいるだけで

    
その場の空気が あかるくなる
    
あなたがそこに ただいるだけで
    
みんなのこころが やすらぐ
    
そんなあなたに わたしもなりたい

 □『にんげんだもの』より

   「アノネ

    
ひとのことじゃないんだよ
    
じぶんのことだよ

   「トマトにねぇ

    
いくら肥料をやったってさ
    
メロンにはならねんだなあ

   
アノネ
    
がんばんなくてもいいからさ
    
具体的に動くことだね

   「
七転八倒
     
つまづいたり
     
ころんだりするほうが
     
自然なんだな 人間だもの

  
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■ アインシュタイン(ノーベル物理学賞 受賞者)

 □『アインシュタインの150の言葉』より

   「常識とは、十八歳までに身につけた
    偏見のコレクションのことをいう


   「
大切なのは、疑問を持ち続けること

   「
わたしの母は、だいたいにおいて
    いい性格の持ち主ですが、
    姑としては、まったくの悪魔です


   「
人間性について絶望してはいけません。
    なぜなら、私たちは人間なのですから


   「
どうして、自分を責めるんですか?
    他人がちゃんと必要なときに責めて
    くれるんだから、いいじゃないですか


   「
人間にとって最も大切な努力は、
    自分の行動の中に道徳を追求していくことです


   「
神の前では、われわれは平等に賢く、
    平等に愚かです


   「
人間の邪悪な心を変えるより、
    プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい


   「
暴力が障害物を速やかに
    一掃してしまうことはある。
    しかし、暴力そのものが創造的であると
    証明されたことは一度もない


   「
賞賛による堕落から逃れる方法は
    ただひとつ。仕事を続けることである


   「
結果というものにたどりつけるのは、
    偏執狂だけである


   「
唯一の救いは、ユーモアのセンスだけだ。
    これは、呼吸を続ける限りは
    なくさないようにしよう


   「
いいジョークは、何度も言わない方がいい

   「
わたしは、一日100回は、自分に言い聞かせます。
    わたしの精神的ならびに物質的生活は、
    他者の労働の上に成り立っているということを


  
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■ 芥川龍之介(作家)

 □『侏儒の言葉・西方の人』より

   「創作は常に冒険である。
    所詮は人力を尽した後、
    天命に委かせる(まかせる)より仕方はない


   「
文を作るのに欠くべからざるものは
    何よりも創作的情熱である


 □『蜘蛛の糸・杜子春』より

   「
いくら仙人になれたところが、
    私はあの地獄の森羅殿の前に、
    鞭を受けている父母を見ては、
    黙っている訳には行きません


   「 
『きゃぁん。きゃぁん。助けてくれえ!
      きゃぁん。きゃぁん。助けてくれえ!』
    この声は又 白の耳にはこう云う言葉にも
    聞こえるのです。
     『きゃぁん。きゃぁん。臆病ものになるな!
      きゃぁん。臆病ものになるな!』


  
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■ 曙太郎(Kー1ファイター、元横綱)

 □『曙』より

   「“やりたいこと”があるなら、
     
やらなければ後悔する

   「心配していても仕方ないじゃないか。

    
新弟子になったつもりで、稽古するしかない。
    
勝てなければ、もっと稽古すればいい。
    
負けたら、ドン底からはい上がってくればいい

   「日本では『運も実力のうち』と言うが、

    
運をつけるためには、自分のまわりの
    
人々に感謝する気持ちを忘れず、
    
謙虚に努力を重ねていくしかない

   「全勝優勝は一度もなかった。

    
いつも、序盤戦で土を付けられた。
    
それでも、
    
そこからガタガタ崩れることなく、
    気持ちを入れ直して優勝をつかんできた。
    それが、私の誇りだ。
    それが、私が相撲で学んだ勝負魂だ

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■ あまんきみこ(絵本作家)

 □『おかあさんの目』より

 
  「うつくしいものに出会ったら、
    いっしょうけんめい見つめなさい。
    見つめると、それが目ににじんで、
    ちゃあんと心にすみつくのよ。
    そうすると、いつだって
    目のまえに見えるようになるわ」


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■ アランジ アロンゾ(キャラクターデザイナー)

 □『(有)アランジ アロンゾ』より

  「つくりたいものを
   好きなように つくって
   いっしょうけんめいに売る

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■ 有島武郎(作家)

 □『小さき者へ』より

   「お前たちをどんなに深く愛したものが
    この世にいるか、或はいたかという事実は、
    永久にお前たちに必要なものだと
    私は思うのだ

   「私はお前たちを愛した。そして永遠に愛する


   「
お前たちの若々しい力は
    既に下り坂に向おうとする私などに
    煩わされていてはならない。
    斃れた親を喰い尽して力を貯える
    獅子の子のように、力強く勇ましく
    私を振り捨てて人生に乗り出して行くがいい


   「
産は女の出陣だ。
    いい子を生むか死ぬか、そのどっちかだ


   「
母上の愛は遺書にあるように
    お前たちを護らずにはいないだろう


   「
私の一生が如何に失敗であろうとも、
    又私が如何なる誘惑に打負けようとも、
    お前たちは私の足跡に不純な何者をも
    見出し得ないだけの事はする。
    きっとする。
    お前たちは私の斃れた所から
    新しく歩み出さねばならないのだ


   「
不幸なそして同時に幸福な
    お前たちの父と母との祝福を胸にしめて
    人の世の旅に登れ。
    前途は遠い。そして暗い。
    然し恐れてはならぬ。
    恐れない者の前に道は開ける。
     行け。勇んで。小さき者よ


   「
子を思う 親の心は日の光
    世より世を照る 大きさに似て


 □『生まれ出づる悩み』より

   「
それを君に勧めるものは君自身ばかりだ」

   「痛ましい陣痛の苦しみであるとは云え、
    それは君自身の苦しみ、
    君自身で癒されなければならぬ苦しみだ


   
君よ、春が来るのだ。
    冬の後には春が来るのだ


  
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■ アレックス・ロビラ(『Good Luck』の著者)

 □『Good Luck』より

   「運と幸運は、まったく別のものなんだ」 

   「なにか新しいものを手にするには、
    新しいことを自らしなくてはならぬ

   「偶然しか信じぬ者は、下ごしらえをする者を笑う。
    下ごしらえをする者は、なにも気にしなくていい

   「幸運を作るというのは、つまり、
    条件を自ら作ることである

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■ 安藤忠雄(建築家)

 □『連戦連敗』より

   「たとえ負けても、次があるならば、
    そこに可能性を求めたい。
    許される限り、前へ進んでいきたい


   「
どんなに経済的に苦しいときも、
    たとえ食事を1回抜いてでも、
    本だけには惜しみなく金を遣った


   「
極限状態での可能性の追求が、
    本当の意味での創造につながると
    私は考えています

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■ 井狩春男(35年間、取次の窓口に勤務)

 □『この本は100万部売れる』より

   「ベストセラーをつくる上で
    大事なのは企画力ではない、
    企画を実際の行動に移す力だ


   「
ベストセラーを連発する編集者諸氏は、
    なぜ売れたか、の分析を徹底的にやります。
    そして、なぜ売れなかったか、
    を時間をかけて いじいじ考えない


  
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■ 池澤夏樹(作家)

 □『憲法なんて知らないよ』より

   「われわれ日本人は、国には戦争をする
    権利があるという考えを永遠に否定する。
    国の間の争いを武力による脅しや
    武力攻撃によって解決することは認めない。


   「
陸軍や海軍、空軍、その他の戦力を
    持つことはぜったいにしない。
    国というものには戦争をする権利はない。


  
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■ 『いまを生きる』(映画のノベライズ本)

   「きょうを楽しめ。
    自分自身の人生を忘れがたいものにするのだ

   「きみたちの目標は、自分の声を見つけることだ。
    さがすのを先に延ばせば延ばすだけ、
    自分の声は見つかりにくくなる

   「ロマンティストっていうのは、情熱的な
    実験家だよ。ひとところに落ちつくまでに、
    いろんなことに手を出すんだ

   「教育とは自分の頭で考えることを教えていくことだ



■ 大江健三郎(作家。ノーベル文学賞 受賞者)

 □『「自分の木」の下で』より

   「もう取り返しがつかないことを
    しなければならない、と思いつめたら、
    その時、『ある時間、待ってみる力』を
    ふるい起こすように!


   「
たとえ、問題がすっかり
    解決しなかったとしても、
    じっと考える時間を持ったということは、
    後で思い出すたびに意味があったことが
    わかります


  
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■ 大平光代(弁護士・大阪市助役)

 □『だから、あなたも生きぬいて』より

   「私は、あきらめの気持ちを
    必死で吹き飛ばそうと、
      ---合格---
    という文字を、頭に浮かばせた


   「
私はうんうんとうなずきながら
    父の話を聞いた。
    父は昔の話をするとき本当に
    うれしそうな顔をして話をするので、
    その顔が見たかった


   「
私がいちばんしなければいけないことは、
    二度と母に無用な心配や苦労をかけない
    ということと、母よりも長生きすると
    いうことだろう


   「
絶対に自殺はしないでほしい。
    死んでも地獄、運よく助かっても
    立ち直るまでは地獄。
    あなたの今現在の苦しみや悲しみは
    永遠のものではなく、いつかきっと解決する


   「
家庭や学校や世間に対する怒りや不満を、
    道を踏み外すことで解消しようとしても、
    それは全部自分に跳ね返ってくる。
    自分がしたことの何倍にもなって


   「
この先も、いくたの苦難があるかも
    しれないが、あなたはそれに
    耐えられるだけの力を備えているはず。
    あなたはこれまで随分と
    辛い目にあってきたのだから


   「
最大の復讐は、自分が立ち直ることや

  
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■ 岡本太郎(芸術家)

 □『強く生きる言葉』より

   「いいかい、怖かったら怖いほど、
    逆にそこに飛び込むんだ


   「
自分に能力がないなんて決めて、
    引っ込んでしまっては駄目だ。
    なければなおいい、今まで世の中で
    能力とか才能なんて思われていたものを
    越えた、決意の凄みを見せてやる
    というつもりで、やればいいんだよ


   「
人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ

   「
ぼくは口が裂けても
    アキラメロなどとは言わない


   「
信念のためには、
    たとえ敗れるとわかっていても、
    おのれを貫く、
    そういう精神の高貴さがなくて、
    何が人間ぞとぼくはいいたいんだ


 
  青春は永遠に、
    はじめからのやり直しだ


   「
むしろ
    “成功は失敗のもと”と逆に言いたい。
    その方が、この人生の面白さを
    正確に言いあてている


   「
生涯を通じて、
    決意した自分に絶望的に賭けるのだ。
    変節してはならない


   「
人間はみんなおなじなのに、
    国境のおかげでトゲトゲしくなったり、
    軍備を競いあったり、水爆までつくったり。
    実際、何のために誰のために
    そして何を、“防衛”するんだか、
    聞きたいもんだね


   「
ズバリ答えよう。
    金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ


   「
逃げない、はればれと立ち向かう、
    それがぼくのモットーだ


   「
弱きになって逃げようとしたら、
    絶対に状況に負けてしまう。
    逆に、挑むのだ。
    無目的に、まったく意味のない挑み


   「
人間として、言いたいことを言う。
    やりたいことをやる。
    収入はそれについてくることもあるし、
    こないこともある。
    勝手にしやがれだよ


   「
心の底から平気で、
    出世なんかしなくていいと思っていれば、
    遠くの方でちぢこまっている
    犬のようにはみえないんだ


  
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■ オグ・マンディーノ

 □『この世で一番の奇跡』より

   「なにを考えるにせよ、
    
あなたは実際に考えているものになりうるんです。

   「
弱点は、逆境となるどころか、
    
実際には自分のためになることがある

   「
たった一つのロウソクなどと考えてはなりません。
    
すべての人が自分のロウソクに火を灯せば、
    
真っ暗な夜を明るい昼に変えることができるのです

   「
人間は、苦しめられて打ち負かされるとき、
    
なにかを学ぶチャンスをえる。

   「
どうして世界を変えようとなさらないのです?

   「
隣人に救われることを期待してはならない

   「
屈しない人間は決して負けることがないのです。

   「
もっとも困難な仕事は、一回きりの
    爆発的なエネルギーの発散や努力ではなく、
    最善を尽くして日々努力しつづけることによって
    達成される


   「
利己心を持たない愛が それ自体で報酬である

   「
あなたを失敗に導いた不利な条件はどこにあるのですか?
    
あるのはあなたの心のなかだけにすぎません。

   「
たった一つの確かな成功の手段は、
    
どんな仕事をしていようと、
    
自分に期待されている以上の奉仕をすることなのです。

  
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■ 小澤征爾(指揮者)

 □『ボクの音楽武者修行』より

  「技術の上手下手ではない。その心が人をうつのだ

  「
その場でふりかかってきたことを、
   精いっぱいやって、自分にできるかぎりの
   いい音楽をすることによって、
   いろんなことがなんとか運んできた


  「
予測がつかないけれども、
   ただぼくが願っていることは、
   いい音楽を精いっぱい作りたい
   ということだけだ


  
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