テーマで選ぶ『偉人』

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 ・親鸞  ・ソクラテス  ・タゴール
 ・トーマス・エジソン  ・橋本左内
 ・福沢諭吉  ・ブッダ
 ・マザー・テレサ  ・吉田松陰


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■ アインシュタイン(ノーベル物理学賞 受賞者)

 □『アインシュタインの150の言葉』より

   「常識とは、十八歳までに身につけた
    偏見のコレクションのことをいう


   「
大切なのは、疑問を持ち続けること

   「
わたしの母は、だいたいにおいて
    いい性格の持ち主ですが、
    姑としては、まったくの悪魔です


   「
人間性について絶望してはいけません。
    なぜなら、私たちは人間なのですから


   「
どうして、自分を責めるんですか?
    他人がちゃんと必要なときに責めて
    くれるんだから、いいじゃないですか


   「
人間にとって最も大切な努力は、
    自分の行動の中に道徳を追求していくことです


   「
神の前では、われわれは平等に賢く、
    平等に愚かです


   「
人間の邪悪な心を変えるより、
    プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい


   「
暴力が障害物を速やかに
    一掃してしまうことはある。
    しかし、暴力そのものが創造的であると
    証明されたことは一度もない


   「
賞賛による堕落から逃れる方法は
    ただひとつ。仕事を続けることである


   「
結果というものにたどりつけるのは、
    偏執狂だけである


   「
唯一の救いは、ユーモアのセンスだけだ。
    これは、呼吸を続ける限りは
    なくさないようにしよう


   「
いいジョークは、何度も言わない方がいい

   「
わたしは、一日100回は、自分に言い聞かせます。
    わたしの精神的ならびに物質的生活は、
    他者の労働の上に成り立っているということを


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■ 孔子(世界の四聖の一人)

 □『新訳論語』より

 
  父母はただその疾(やまい)をこれ憂う

   「
敬うということがなくては、
    何で犬馬と親を区別しようぞ


   「
先ずその言を行い、しかる後にこれに従う

   「
いにしえ言の出でざるは、
    躬の逮ばざるを恥ずるなり


   「
義を見てせざるは勇なきなり

   「
徳孤ならず、かならず鄰あり

   「
君子は人の美を成して、人の悪を成さず

   「
子、人と歌いて善ければ、
    必ずこれを反さしめて而して後これに和す


   「
その身正しければ、令せずして行わる。
    その身正しからざれば、令すといえども従わず


   「
速やかならんを欲するなかれ、
    小利を見るなかれ。
    速やかならんを欲すればすなわち達せず、
    小利を見ればすなわち大事成らず


   「
人の己を知らざるを患えず、
    己の能くするなきを患う


   「
三人行けば必ずわが師有り。
    その善なる者を択びてこれに従い、
    その不善なる者はこれを改む


   「
非礼視るなかれ、非礼聴くなかれ、
    非礼言うなかれ、非礼動くなかれ


   「
仁遠からんや。
    われ仁を欲すれば、ここに仁至る

  
   「
譬えば地を平らかにするが如し。
    一簣を覆すといえども、進むはわが往くなり


   「
学を好み、死を守りて道を善くす

   「
朝に道を聞いて夕に死すとも可なり

   「
己の欲せざる所人に施すなかれ。
    邦に在りても怨みなく、
    家に在りても怨みなけん


   「
これを知るをこれを知ると為し、
    知らざるを知らずと為せ。これ知るなり


   「
過ちて改めざる、これを過ちと謂う

   「
終日食わず終夜寝ねず、以て思う。
    益なし。学ぶに如かず


   「
われ生れながらにしてこれを知る者にあらず。
    古を好み、敏にして以てこれを求むる者なり


   「
士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず

   「
天下道有らば丘は与に易えざるなり

   「
君子は義に喩り、小人は利に喩る

   「
巧言令色鮮し仁

   「
君子はその言のその行いに過ぐるを恥ず

   「
われ日に三たびわが身を省みる

   「
躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、
    すなわち怨みに遠ざかる


   「
和すれば寡なきことなく、
    安ければ傾くことなし


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■ 親鸞(浄土真宗の祖)

 □『歎異抄』より

   「本願を信ぜんには、他の善も要にあらず

   「
善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや

   「
本意、悪人成仏のためなれば、
    他力をたのみたてまつる悪人、
    もっとも往生の正因なり


   「
親鸞は弟子一人ももたずさふらう

   「
わがはからいにて
    つくる善にもあらざれば非善という


   「
くすりあればとて 毒をこのむべからず

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■ ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)

 □『ソクラテスの弁明・クリトン』より

   「彼は何も知らないのに、
    何かを知っていると信じており、
    これに反して私は、何も知りもしないが、
    知っているとも思っていない


   「
魂の探求なき生活は
    人間にとり生甲斐なきものである


   「
人は、何人に対しても
    その不正に報復したり
    禍害を加えてはならないのだ


   「
殺されるかまたは
    他の憂き目に遭わなければならない
    などということは、
    不正を冒すよりも遥かにましなのだ


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■ タゴール(詩人。アジア最初のノーベル文学賞受賞者)

 □『タゴール詩集』より

   「すべての嬰児は
    神がまだ人間に絶望してはいない
    というメッセージをたずさえて生れて来る


   「
花はその花弁のすべてを失って
     果実を見いだす


   「
彼らは憎み、また殺す、
    そうして人々は彼らをたたえる。
    しかし神は赤面してその記憶を
    いそいで青草の下にかくす


   「
人間の歴史は
    虐げられた者の勝利を
    忍耐づよく待っている


   「
もし彼らが背を向けて、
    荒野を横ぎる時にお前を見捨てるとも
    おお、運のわるい男よ
    足の下に茨を踏みつけ、
    ひとりで血のしたたった道を旅して行け
    夜が嵐でどよめいている時
    もし彼らが光を高く掲げないとしても
    おお、運のわるい男よ
    苦悩の雷火でお前自身の胸に火を点じて
    それをただ一つ燃えさせるがいい


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■ トーマス・エジソン(世界の発明王)

 □『エジソンの言葉』より

   「あらゆるものには輝くダイヤが隠されている。
    
磨けば光る

   「
困難な苦しいとき、私は気分を変え、人一倍働いた

   「悩みの解決には、仕事が一番の薬だ

   「どんな機械でも同じだが、具合が悪くなったときに、
    無理やり油を注いでも効果はない。
    悪くなった油を全部出してしまうのが先だ

   「くよくよ悩まないこと

   「いつでも普通の感覚を失わなければ、困ることはない

   「人から批判されることを恐れてはならない。
    それは成長の肥やしとなる

   「自分は毎日18時間働くことにしている

   「『フケ』は脳力(能力)のバロメーターである

   「首から下で稼げるのは1日数ドルだが、
    首から上を働かせれば無限の富を生み出せる

   「楽しみながら学ぶのがベストだ

   「世の中が必要としているものをつねに探せ

   「完璧だと思っても、もう一押しすれば、
    おまけが手に入る

   「メモこそ命の恩人だ

   「母ほど自分を認め、信じてくれた人はいない。
    それなくしては、決して発明家として
    やっていけなかった気がする

  
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■ 橋本左内(幕末に活躍した志士)

 □『啓発録』より

   「第一番に稚心を去らねばならぬ

   「
気とは、人に負けまいと思う心、
    すなわち負けじ魂と、恥辱を知って
    それを悔しく思う気象のことである


   「
目標に到達するまでの道筋を
    多くしないこと


   「
学とは ならう ということで、
    すぐれた人物の立派な行いを習い、
    みずからもそれを実行していくことである


   「
勉、つとめるというのは、
    自己の力を出し尽し、
    目的を達成するまではどこまでも続ける
    という意味合いを含んだ文字である


   「
男子たるものが憂慮するところは、
    ただ国家が安泰であるか
    危機に直面しているかという点のみ


   「
学問とは、人として踏み行うべき
    正しい筋道を修行することであって、
    技能に習熟するだけのものでは、決してない


   「
学問は生涯を通じて心掛けねばならない

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■ 福沢諭吉(慶応義塾大学の創設者)

 □『学問のすすめ』より

   
天は人の上に人を造らず
    人の下に人を造らず


   「
人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。
    ただ学問を勤めて物事をよく知る者は
    貴人となり富人となり、
    無学なる者は貧人となり下人となるなり


   「
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、
    人に依頼する者は必ず人を恐る、
    人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり


   「
愛国の意あらん者は、官私を問わず
    先ず自己の独立をはかり、余力あらば
    他人の独立を助け成すべし


   「
進まざる者は必ず退き、
    退かざる者は必ず進む


   「
見込みあればこれを試みざるべからず。
    未だ試みずして先ずその成否を疑う者は、
    これを勇者というべからず


   「
読書は学問の術なり、
    学問は事をなすの術なり


   「
妊娠中に母を苦しめ、
    生れて後は三年父母の懐を免れず、
    その洪恩は如何と言えり


   「
学問に入らば大いに学問すべし。
    農たらば大農となれ、商たらば大商となれ


   「
学問は米をつきながらも出来るものなり

   「
活用なき学問は無学に等し

   「
心事 高尚ならざれば
    働きもまた高尚なるを得ざるなり


   「
学問の本趣意は
    読書のみにあらずして 精神の働きに在り


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■ ブッダ(仏教の開祖)

 □『ブッダの真理のことば・感興のことば』より

   「すべての者は暴力におびえ、
    すべての者は死をおそれる。
    己が身をひきくらべて、
    殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ


   「
沈黙している者も非難され、
    多く語る者も非難され、
    すこしく語る者も非難される。
    世に非難されない者はいない


   「
ものごとは心にもとづき、心を主とし、
    心によってつくり出される。
    もしも清らかな心で話したり行なったり
    するならば、福楽はその人につき従う


   「
母も父も
    そのほか親族がしてくれるよりも
    さらに優れたことを、
    正しく向けられた心がしてくれる


   「
『かれは、われを罵った。
     かれは、われを害した。
     かれは、われにうち勝った。
     かれは、われから強奪した。』
    という思いをいだかない人には、
    ついに怨みがやむ


   「
実にこの世においては、
    怨みに報いるに怨みを以てせば、
    ついに怨みのやむことがない。
    堪え忍ぶことによって、怨みはやむ。
    これは永遠の真理である


   「
まことであるものを、まことであると知り、
    まことではないものを、
    まことではないと見なす人は、
    正しき思いにしたがって、
    ついに真実に達する


   「
思慮ある人は、奮い立ち、努めはげみ、
    自制・克己によって、
    激流もおし流すことのできない島をつくれ


   「
たとえためになることを
    数多く語るにしても、
    それを実行しないならば、
    その人は怠っているのである


   「
善をなすのを急げ。悪を心から退けよ。
    善をなすのにのろのろしたら、
    心は悪事をたのしむ


   「
『その報いはわたしには来ないであろう』
     とおもって、悪を軽んずるな。
     水が一滴ずつ滴りおちるならば、
     水瓶でもみたされるのである


   「
みずから悪をなすならば、みずから汚れ、
    みずから悪をなさないならば、みずから浄まる。
    浄いのも浄くないのも、各自のことがらである


   「
学ぶことの少ない人は、牛のように老いる。
    かれの肉は増えるが、かれの知慧は増えない


   「
他人の過失を見るなかれ。
    他人のしたことと しなかったことを見るな。
    ただ自分のしたことと
    しなかったことだけを見よ


   「
旅に出て、もしも自分よりも
    すぐれた者か、または自分に
    ひとしい者に出会わなかったら、
    むしろきっぱりと独りで行け


   「
みずから自分を励ませ

   「
戦場において百万人に勝つよりも、
    唯だ一つの自己に克つ者こそ、
    じつに最上の勝利者である


   「
先ず自分を正しくととのえ、
    次いで他人を教えよ


   「
他人に教えるとおりに、
    自分でも行なえ


   「
以前には怠りなまけていた人でも、
    のちに怠りなまけることが無いなら、
    その人はこの世の中を照らす。
    ……あたかも雲を離れた月のように


   「
為すべきことであるならば、
    それを為すべきである。
    それを断乎として実行せよ


   「
『一切の事物は我ならざるものである』
    と明らかな知慧をもって観るときに、
    ひとは苦しみから遠ざかり離れる


   「
どの方向に心でさがし求めてみても、
    自分よりもさらに愛しいものを
    どこにも見出さなかった。
    そのように、他人にとっても
    それぞれの自己がいとしいのである


   「
準備してなすべきことを
    つねに準備している人を、
    なすべき時に なすべき仕事が害うことはない


   「
目的が達成されるまで、
    人は努めなければならぬ。
    自分の立てた目的が
    そのとおりに実現されるのを見よ


   「
勢いよく努め励め

   「
もしも愚者が『われは愚かである』
    と知れば、すなわち賢者である。
    愚者でありながら、しかも自分は賢者だと
    思うものこそ、『愚者』と呼ばれる


   「
一つの岩の塊りが風に揺がないように、
    賢者は非難と称讃とに動じない


   「
ひとは
    『われはこれこれのものである』
    と考えるそのとおりのものとなる。
    それと異なったものになることは、
    あり得ない


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■ マザー・テレサ(ノーベル平和賞受賞者)

 □『マザー・テレサ 愛のことば』より

   たいせつなのは
    どれだけたくさんのことをしたかではなく
    どれだけ心をこめたかです


   「
ほほえみ ふれあいを
    忘れた人がいます。
    これはとても大きな貧困です


   「
人間にとって
    いちばんひどい病気は
    だれからも必要とされていないと
    感じることです


   「
無理なことを どうこう思い悩むのは
    むだなことです。
    できないことは
    神さまが おのぞみでないのだと思いなさい


   「
あなたがなんであり
    どこの国の人であろうと
    金持ちであろうと 貧乏であろうと
    それは問題ではありません。
    あなたは
    同じ神さまがおつくりになった
    同じ神さまのこどもです


   「
わたしたちのすることは
    大海のたった一滴の水に
    すぎないかもしれません。
    でも
    その一滴の水があつまって大海となるのです


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■ 吉田松陰(幕末に活躍した志士)

 □『講孟箚記(上)』より

 
  「人間が生まれつき持っているところの
    良心の命令、道理上かくせねば
    ならぬという当為当然の道、
    それはすべて実行するのである


   「
『国家とともに』という
     志がないならば、人ではないのである


   「
味方の協和が得られて、
    初めて地形の有利さも、
    自然の条件も役に立つのである。
    それ故に、国家の務めを論ずる場合には、
    まず味方の協和の問題を
    取り上げねばならない


   「
学問の上で大いに忌むべきことは、
    したり止めたりである。
    したり止めたりであっては、
    ついに成就することはない


   「
年齢を尊ぶということは、
    わたくしにとって至要至急の問題である


   「
君子は、何事に臨んでも、
    それが道理に合っているか否かと考えて、
    その上で行動する。
    小人は、何事に臨んでも、
    それが利益になるか否かと考えて、
    その上で行動する


   「
人を信ずることは、もちろん、
    遥かに人を疑うことに勝っている


   「
人の身というものは、その本質を
    天からいただき、徳、すなわち人格を
    心のうちに具えているものである


   「
悔いるよりも、今日直ちに決意して、
    仕事を始め技術をためすべきである。
    何も着手に年齢の早い晩い(おそい)は
    問題にならない


   「
人を観察するのは、
    その人の目によってするのである。
    胸のなかが正しいか、正しくないかは、
    ひとみがはっきりしているか、
    暗いかによってわかるものである


   「
だいたいにおいて
    世間の毀誉(きよ)というものは、
    あてにならぬものである


   「
学問をする眼目は、
    自己を磨き自己を確立することにある


   「
末の世において道義を実践したならば、
    必ずその時の人々から、
    極端だといわれるであろう。
    もしまた、世人から極端だと
    いわれるくらいでなければ、
    決して道義ではないのであって、
    すなわち世俗に同調し
    濁った世に迎合したものにすぎない


   「
賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。
    責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ、
    真の忠臣孝子である。
    武士たるものが覚悟すべきこと、
    実にこの一点にある


   「
士たるものの貴ぶところは
    徳であって才ではなく、
    行動であって学識ではない


   「
人が横逆をし向けてくれば、
    みずからのうちに、
    不仁無礼のところはないかと反省し、
    反省して無く、しかもなお
    横逆をしむけて来るならば、
    さらにみずからのうちに
    不忠のところはないかと反省する


   「
私心さえ除き去るならば、
    進むもよし退くもよし
    出るもよし出ざるもよし


   「
私心がまだ除き去られないと、
    その進退出処、みな私心に
    拘われて(とらわれて)
    道に反することとなる


   「
至誠にして動かざるものは、
    未だこれ有らざるなり


   「
親思ふ こころにまさる 親ごころ
     今日の音づれ 何ときくらん


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