発言者の誕生日で調べる『9月』

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9月1日  ・9月13日  ・9月15日
 ・9月21日  ・9月23日  ・9月27日  ・9月28日




9月1日生まれ

 
■ 小澤征爾(指揮者)

 □『ボクの音楽武者修行』より

  「技術の上手下手ではない。その心が人をうつのだ

  「
その場でふりかかってきたことを、
   精いっぱいやって、自分にできるかぎりの
   いい音楽をすることによって、
   いろんなことがなんとか運んできた


  「
予測がつかないけれども、
   ただぼくが願っていることは、
   いい音楽を精いっぱい作りたい
   ということだけだ


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9月13日生まれ

 ■ 安藤忠雄(建築家)

 □『連戦連敗』より

   「たとえ負けても、次があるならば、
    そこに可能性を求めたい。
    許される限り、前へ進んでいきたい


   「
どんなに経済的に苦しいときも、
    たとえ食事を1回抜いてでも、
    本だけには惜しみなく金を遣った


   「
極限状態での可能性の追求が、
    本当の意味での創造につながると
    私は考えています

  
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9月15日生まれ

 
■ 中村哲(ペシャワール会代表)

 □『辺境で診る 辺境から見る』より

   
誰もがそこへ行かぬから、我々がゆく。
    誰もしないから、我々がする


   「
必要なのはお喋りではなく、実弾である。
    現地の我々は、飲料水確保に
    全精力をつぎ込む。水は命である


   「
鍬も握っていない外国人が
    農業支援を行うことはできません


   「
『国際化』の致命的な欠陥は、
    下から上を見る視点の欠落である


   「
『戦争協力が国際的貢献』とは
      言語道断である


   「
いわゆる教育の浸透するところ、
    若者は長老の迷信と陋習を笑い、
    都市に流入する。農村は荒廃してゆく


   「
御託はもう結構。ただ実行あるのみ

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9月21日生まれ

 
■ スティーブン・キング(作家)

 □『小説作法』より

   「作家を志すなら、
    何はともあれ、よく読みよく書くことである。
    そこで自分自身を教え込むことが
    何にもまして貴重な成果を生む


   「
取りかかった作品は、
    完成するまでペースを落とさずに書き続ける。
    毎日きちんと書かないと、
    頭の中で人物が張りをなくす


   「
何事であれ、自分に才能があるとなれば、
    人は指先に血が滲み、
    目の球が抜け落ちそうになるまで
    そのことにのめり込むはずである


   「
どこで何をしていようと、
    作家志望者にテレビはいらない


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9月23日生まれ

 
■ 森信三(立腰教育の提唱者。管理人が私淑する方です)

 □『真理は現実のただ中にあり』より

 
  「いったん決心したことは、
    必ずやりぬく人間になることです

   「例外をつくったらだめですぞ。
    今日はまあ疲れているからとか、夕べはどうも
    睡眠不足だったとか考えたら、もうだめなんだ

   「腰骨を立てるということなんだ。
    性根の入った人間になる極秘伝は、朝起きてから
    夜寝るまで、常に、腰骨を曲げんということだ

   「テレビを見ない日をつくるということは、
    欲望をどこまで遮断することができるかどうか
    という精神力のものさしの一つになる

   「一日は一生の縮図なり

   「読書は『精神の食物』であるから、
    精神の食物が欲しくなくなったとしたら、
    その人は精神的にはもはや瀕死の病人といってよい

   「一度に二冊以上の書物を買わぬように

   「一冊だけを求めて、買ったら間髪を入れず
    直ちにその場から読みはじめること

   「一冊を一気に読みぬく

   「己を正せば、人はむりをせんでも、
    おのずからよくなっていく

   「道徳とは自分が行うべきもので、
    人に対して説教すべきものではない

   「しつけとは そのことの意味や価値が
    十分わからんうちに、形の方から身につけてゆくこと

   「わが子にしてほしいことを
    まず親たる自分からはじめる

   「一軒のうちで一番理想的なのは
    どういうことかというに、それは一家の主たる
    ご主人が、奥さんに向かって、朝『おはよう』と
    先にいわれることではないかと思います

 □『修身教授録』より


   「一生の志を立てることが根本です。
    つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです

   「たびたび申すことながら諸君!!
    この人生は二度とないのです

   「読書と実行にかけては、
    何人にも負けないという気魄が必要です

   「一日読まざれば一日衰える

   「真先に片付けるべき仕事に、
    思いきって着手する

   「仕上げはまず八十点級というつもりで、
    とにかく一気に仕上げることが大切です

   「仕事を次々と処理していって、絶対に溜めぬところに、
    自己鍛練としての修養の目標がある

   「人間の人柄というものは、
    その人が目下に対する場合の態度、
    とくに言葉遣いによって分かるものであります

   「真の誠とは、その時その時の自己の『精一杯』を
    尽くしながら、しかも常にその足らざることを
    歎くものでなくてはならぬ

   「真の誠は、このわが身、わが心の一切を捧げ切る
    常住捨て身の生活以外の何物でもないのです

   「すべて物事というものは、理想すなわち最終目標を、
    あらかじめはっきりとつかんでいないことには、
    とうてい本当のことはできない

   「できないというのは、本当にする気がないからです

   「結局最後は、『世のため人のために』という所が
    なくては、真の意味で志とは言いがたい

   「大切なことは、慎独

   「自分が現在なさなければならぬと
    分かった事をするために、それ以外の一切の事は、
    一時思いきってふり捨てる

   「とにかく人間は徹底しなければ駄目です。
    もし徹底することができなければ、普通の人間です

   「ほんとうの真実というものは、必ずいつかは輝き出す

   「真面目ということの真の意味は、
    自分の『真の面目』を発揮するということ

   「真の修行は、竹刀を捨て坐禅を解いてから始まる

   「内面的に強くなることです。
    他の一切のことは、すべてそれからのことです

   「自分の当然なすべき仕事であるならば、
    それに向かって全力を傾け切るということは、
    ある意味では価値のある仕事以上に、意義がある

   「一日の予定を完了しないで、明日に残して寝ると
    いうことは、畢竟人生の最後においても、
    多くの思いを残して死ぬということです

   「まず、短い時間をむだにしないということです

  
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9月27日生まれ

 
■ 羽生善治(将棋のプロ棋士)

 □『人生、惚れてこそ』より

   
ただ一局一局を大切に、
    そこにだけ集中して指してきた


   「
勝負の世界では『これでよし』
    とする消極的姿勢になるのが一番怖い。
    常に前進をめざさぬかぎり、
    そこでストップし、ついには
    後退が始まるからである


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9月28日生まれ

 
■ 孔子(世界の四聖の一人)

 □『新訳論語』より

 
  父母はただその疾(やまい)をこれ憂う

   「
敬うということがなくては、
    何で犬馬と親を区別しようぞ


   「
先ずその言を行い、しかる後にこれに従う

   「
いにしえ言の出でざるは、
    躬の逮ばざるを恥ずるなり


   「
義を見てせざるは勇なきなり

   「
徳孤ならず、かならず鄰あり

   「
君子は人の美を成して、人の悪を成さず

   「
子、人と歌いて善ければ、
    必ずこれを反さしめて而して後これに和す


   「
その身正しければ、令せずして行わる。
    その身正しからざれば、令すといえども従わず


   「
速やかならんを欲するなかれ、
    小利を見るなかれ。
    速やかならんを欲すればすなわち達せず、
    小利を見ればすなわち大事成らず


   「
人の己を知らざるを患えず、
    己の能くするなきを患う


   「
三人行けば必ずわが師有り。
    その善なる者を択びてこれに従い、
    その不善なる者はこれを改む


   「
非礼視るなかれ、非礼聴くなかれ、
    非礼言うなかれ、非礼動くなかれ


   「
仁遠からんや。
    われ仁を欲すれば、ここに仁至る

  
   「
譬えば地を平らかにするが如し。
    一簣を覆すといえども、進むはわが往くなり


   「
学を好み、死を守りて道を善くす

   「
朝に道を聞いて夕に死すとも可なり

   「
己の欲せざる所人に施すなかれ。
    邦に在りても怨みなく、
    家に在りても怨みなけん


   「
これを知るをこれを知ると為し、
    知らざるを知らずと為せ。これ知るなり


   「
過ちて改めざる、これを過ちと謂う

   「
終日食わず終夜寝ねず、以て思う。
    益なし。学ぶに如かず


   「
われ生れながらにしてこれを知る者にあらず。
    古を好み、敏にして以てこれを求むる者なり


   「
士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず

   「
天下道有らば丘は与に易えざるなり

   「
君子は義に喩り、小人は利に喩る

   「
巧言令色鮮し仁

   「
君子はその言のその行いに過ぐるを恥ず

   「
われ日に三たびわが身を省みる

   「
躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、
    すなわち怨みに遠ざかる


   「
和すれば寡なきことなく、
    安ければ傾くことなし


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