中村哲の名言6(9月15日生まれ)


「いわゆる教育の浸透するところ、
 若者は長老の迷信と陋習を笑い、
 都市に流入する。農村は荒廃してゆく」

   出典:『辺境で診る 辺境から見る』、石風社、
        中村哲(ペシャワール会代表)、P213より


     中村医師は、「教育の必要性も、時と場合による」
     と言います。

     教育の目的が、よりよい生活のためだとしても、
     コーランによって道徳教育は行なわれる。また、
     家事労働で農耕・牧畜の技術が身につくだけでなく、
     人々の絆を深めている、と中村医師は続けます。

     “教育”というのは、先進国による
     価値観の押しつけ、そんな気がしてきます…。


      
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