書名の50音順で観る『な行』

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 ・『ないた赤おに』、浜田広介
 ・『ならば私が黒字にしよう』、高塚猛
 ・『21世紀に生きる君たちへ』、司馬遼太郎
 ・『20代でしなければならない50のこと』、中谷彰宏
 ・『日本一短い「父」への手紙』、福井県丸岡町
 ・『日本一短い「母」への手紙』、福井県丸岡町
 ・『日本一短い「家族」への手紙』、福井県丸岡町
 ・『日本一短い「母」への想い』、福井県丸岡町
 ・『にんげんだもの』、相田みつを
 ・『残されている希望』、瀬戸内寂聴




■『ないた赤おに』、浜田広介、白泉社

   「わたしは、おにに生まれてきたが、
    おにどものためになるなら、
    できるだけよいことばかりしてみたい。
    いや、そのうえに、できることなら、
    人間たちのなかまになって、
    なかよくくらしていきたいな


   「
なにか、一つの、
    めぼしいことをやりとげるには、
    きっと、どこかでいたいおもいか、
    そんをしなくちゃならないさ。
    だれかが、ぎせいに、身がわりに、
    なるのでなくちゃ、できないさ


   「
ドコマデモ キミノ トモダチ
               アオオニ


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■『ならば私が黒字にしよう』、
          高塚猛、ダイヤモンド社

   「夢や実感を繰り返し語っているうちに、
    いつの間にか理想の組織に近づいていくのです。
    このことを、私は『未来からの贈り物を受け取る』
    と言っています


   「
過去と他人は変えられない。
    変えられるのは自分と未来だけ

   「
学んだことのたった一つの証。
    
それは変わるということである

   「
自分が知らないこと、できないことを
    
しっかり認識しているというのは、
    
実は強いことなのだ

   「
一番大事なのは会社で働く社員、
    
お客様は三番目

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■『21世紀に生きる君たちへ』、
            司馬遼太郎、朝日出版社

   「人間は、自然によって生かされてきた。
    古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。
    このことは、少しも誤っていないのである。

   「人は助け合って生きているのである。

   「自然物としての人間は、決して
    孤立して生きられるようにはつくられていない。

   「人々にとって、志さえあれば、
    暗い箱の中でも世界を知ることができる。

  
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■『20代でしなければならない50のこと』、
            中谷彰宏、ダイヤモンド社

   「注文が来ない仕事をする20代ほど、
    崇高なものはありません

   「間違ってもいい。今、すぐ決断することです

   「成長したいと思ったら、言い訳をしないことです

   「現場で働き、現場で寝て、現場で目覚めてください

   「僕にとっての20代は、
    ひたすらボツ原稿を書く10年でした

   「見向きもされない20代に頑張っている人が、
    やがて『いきなり彗星のごとく現れる』のです

  
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■『日本一短い「父」への手紙』、
           福井県丸岡町、角川書店

   「退職の日、飯おごったくらいで泣くなよ。
    俺、親孝行してないなって反省したぞ


   「
お父さん
    肩 もんでくれるのはいいけど
    私 凝ってないんだ


   「
同棲したいと告げた日、
    その日の売り上げ金を手渡した父。
    汗と涙の札束。


   「
残された借金は、
    残された家族みんなの団結に役立っています


   「
仕事場で、私の写真が机に挟んであるのを
    見た時、涙が出そうになりました


   「
お父さん、そちらからかけてきて
    『何の用や。』と きくのは やめてください


   「
おむつ交換の折、私の『立派だねぇ。』に、
     『お前を創った元だもんな。』
    と微笑んだ。忘れない


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■『日本一短い「母」への手紙』、
           福井県丸岡町、角川書店


   
お母さん、反対してくれて有難う。
    おかげで辛抱できました。
    結婚生活、十七年。洋子。


   「
母さん、ありがとう。
    母さんが私を信じてくれたからこそ、
    私も娘を信じぬけます


   「
おかあさん、いつも
    僕のウンコを流してくれてありがとう


   「
今だから話すけど
    手術室の前で姉さんと、
    子供みたいに大声で泣いたんだよ


   「
孫があなたの写真を指さし
    『梨』『ぶどう』と叫んでいます。
    宅配便 待ってます


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■『日本一短い「家族」への手紙』、
           福井県丸岡町、角川書店


   
突然 同じ事 言ったり
    同じ歌 うたったりするね。
    脳みそ どこかでつながってる?


   「
極道である あなたの娘に生まれたことを
    恥ずかしいと思ったことは一度もない


   「
二男へ………
     親ばなれする年ごろなのに
     オムツ交換
     それでいい 生きていて


   「
お父さんへ………
     『千鶴』っていう名前 ありがとう
      北海道でみた鶴は すてきでした


   「
息子へ………
     何回言われただろう。
     『あんないい子がどうして』
     でも母さん信じているからね


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■『日本一短い「母」への想い』、
           福井県丸岡町、角川書店

   
胸を張って言えるよ。
    『私はお母さんになる人を選んで
     産まれてきた。』って


   「
合格した時、親戚中に電話しないで、
    僕におめでとうと言ってくれ


   「
お見合いの翌日、彼の家を
    二周してきたお母さん、
    お母さんね


   「
行く度 持たされる沢山のお土産。
    『大丈夫、大丈夫』って、
    全然大丈夫じゃないよ


   「
洪水の夜、
    僕を救って星になったお母さん。
    まま母だったと ずっと後に知りました


   「
角を曲がり、姿がなくなっても、
    見送ってくれてたんだね。
    忘れ物してよかった


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■『にんげんだもの』、相田みつを、角川書店

   「アノネ

    
ひとのことじゃないんだよ
    
じぶんのことだよ

   「トマトにねぇ

    
いくら肥料をやったってさ
    
メロンにはならねんだなあ

   
アノネ
    
がんばんなくてもいいからさ
    
具体的に動くことだね

   「
七転八倒
     
つまづいたり
     
ころんだりするほうが
     
自然なんだな 人間だもの

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■『残されている希望』、
         瀬戸内寂聴、NHK出版

   「戦争はいかなる名目をつけようと人殺しであり、悪である

   「戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます

   「私は自分の手で探り当て、
    自分の頭で考えて納得したことでないと信じない

  
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