発言者の誕生日で調べる『6月』

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 ・6月10日  ・6月11日  ・6月12日  ・6月14日
 ・6月20日  ・6月26日




6月10日生まれ

 
■ 米長邦雄(将棋の棋士。東京都の教育委員)

 □『運を育てる』より

 
  「いちばん大事なことはな、
    いちばん最初の女に尊敬されることなんだ


   「
過程で まったく笑いがない場合には、
    どこかで破綻が生じる


   「
いかなる局面においても
    『自分が絶対に正しい』
    と思ってはならない

   「勝利の女神は、正しいか否かよりも、
    笑いがあるか、謙虚であるかどうかを
    重視している


   「
100のうち、99わかっていても、
    一つわからないことがあってはダメなんだ


   「
消化試合にも全力を尽くす

   「
眼前の一局で自分の生涯が決まる。
    明日はない


   「
目の前の仕事を社長になった
    つもりでこなしていくと、
    いずれ社長になれます


 □『ふたたび運を育てる』より

   
『させてくれ』と
    女にお願いしているうちは
    半人前である

   「鍛練して『してください』と
    頼まれるようにならなければいけない。
    なおかつ、そのお願いに
    充分に応えられなくてはならない


   「
セックスは、相手を悦ばすことが大切。
    教育改革のポイントは、これに尽きる


   「
男のほうから見て素敵な女性というのは、
    心が安らぐ女性、ただそれだけである


   「
将棋が強くなる方法は
    脳みそが汗をかくほど集中して
    盤面を見つめることである


 □『人生一手の違い』より

   
死んだオヤジの棺の前では正座で、
    将棋盤の前ではあぐらというのはおかしい


   
スランプへの対処法として
    最も上策、極意ともいえるやり方は、
    『笑い』である


 □『勝負の極北』より

   
女房を大事にしないような男は、
    よそへ行ってもモテません(笑)。
    今、目の前にあるものを
    大事にしないということですから


 □『人生、惚れてこそ』より

   
意識して頂上を見なければいけません

   「
師匠の言葉にはすべて反発

   「
母親が父親(夫)を尊敬しているか
    どうか、この一点だけ見ます


   「
いちばんいい薬というのは、
    『お前は天才だ、才能がある』
    という、この一言なんです


   「
将棋に勝因はないんです。
    あるのはすべて敗因です


   「
今は最善なんだけど、
    それは今の時点であって、
    今はすでに過去なんです

   「前に進もうとしなければ
    後退してしまうものなんです


   「
早く強くなる勉強法と、
    力を持続する勉強法は、別ものです


   「
いちばん得意な戦法をやらないで、
    不得手な戦法に取り組む。あるいは
    相手の得意に飛び込んで行って戦う。
    それができるかできないかがポイント


   「
最終的に頼れるのは
    自分自身の力だけなんだ


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6月11日生まれ

 
■ 山本常朝(鍋島藩の武士道『葉隠』の作者)

 □『葉隠』より

 
  「武士道の根本は、死ぬことにつきると会得した。
    死ぬか生きるか、二つに一つという場合に、
    死をえらぶというだけのことである。


   「
七代生まれかわっても鍋島侍と生まれて、
    
お国につくす決意が胆にしみついているだけのことである。

   「
鍋島侍には気力も才能もいらぬ。一口にいって、
    
お家を一人で背負って立つ覚悟をつくればよいのである。

   「
りんとした気持ちでいれば、
    
七呼吸の間に判断がついてしまうものである。

   「
ならぬといふは、成し様足らざる故なり。」 

   「
酒と云ふ物は、打上り綺麗にしてこそ酒にてあれ。
    
気が附かねばいやしく見ゆるなり。

   「
孔子は十五歳ほどの年少で
    学問の道に志を立てたところが聖人なのである。
    いろいろと修行を積むことによって
    聖人になられたのではない。


   「
『只今がその時』、『その時が只今』、
    
つまり、いざという時と平常とは同じことである。

   「
世が末になったのが悪いのではない。
    
人が精を出さなくなったのにこそ罪がある。

   「
分別ありては突破る事ならず、
    無分別こそ虎口前の肝要なり。


   「
修行に於ては、これ迄成就といふ事はなし。
    
成就と思ふ所、その儘道に背くなり。
    
一生の間、不足々々と思ひて、思ひ死するところ、
    
後より見て、成就の人なり。

   「
武士道は死狂いなり。

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6月12日生まれ

 
■ 松井秀喜(プロ野球選手。ニューヨークヤンキースに所属)

 □『僕のメジャー日記』より

   終わりはないと思うんです。
    一つ何かをクリアしても、
    その先にはまた一つ新しいテーマがある


   「
調子が悪くなったときも、絶対に
    前の感覚を思い出そうとするのは嫌なんです。
    そう思った時点で、それは後戻りですから

  
   「
毎日毎日の試合を全力でプレーして、
    それを積み重ねていくしかない。
    そのためには一打席一打席、
    一球一球集中してプレーするしかない


   「
状況に応じたバッティングが
    どれだけできるか、
    それが打席でのテーマです


   「
まごわやさしい

   「
僕の場合はチームの勝利を思うことが、
    逆に、自分の潜在能力を発揮できる
    一番の刺激になると思っています


   「
成績に満足するとか、しないとか、
    というのはないんですよ。
    常に反省を次に持っていくという
    感じですから


 □『心が変われば 山下智茂・松井秀喜を創った男』より

   「
先生にご挨拶しないと
    田舎に帰ってきた気がしません


   「
1球でもストライクが来たら、
    絶対に打ってやろうと思っていました


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6月14日生まれ

 ■ 藤沢秀行(囲碁の棋士)

 □『勝負の極北』より

   
碁の神様がわかっているのが
    100だとしたら、私にわかっているのは、
    せいぜい5か6か、あるいはもっと下です


   「
いいと思ったことは、どんどん教えてしまう。
    その結果、若い人が強くなり、
    私が負かされても仕方ないではないか


   「
楽しい思いだけで
    強くなれるはずがないんだ。
    自分自身が苦しんで、工夫しなくてはいけない


   「
戦って戦って戦い抜けと言っている。
    戦いを避ける技は、後になってからでも身につく


   「
対局するときだけが勝負じゃない。
    碁だけが勝負じゃない


   「
体調のいいときに戦うのは当たり前の話で、
    戦えないような状態でも
    戦える男にならないといけない


   「
1000勝しても屁の足しにもならん

   「プロというものは、ひたすら最善手を求めて
    命を削る、それだけなんです


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6月20日生まれ

 
■ 趙治勲(囲碁のプロ棋士)

 □『人生一手の違い』より

   「碁が弱くなっちゃいけない。
    麻酔だけは打たないでくれ。
    このまま手術をしてくれ!


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6月26日生まれ

 ■ サン=テグジュペリ(作家。『星の王子さま』の著者)

 □『星の王子さま』より

   「砂漠が美しいのは、
    どこかに井戸をかくしているからだよ……


   「
あんたが、あんたのバラの花を
    とてもたいせつに思ってるのはね、
    そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ


   「
心で見なくちゃ、
    ものごとはよく見えないってことさ。
    かんじんなことは、目に見えないんだよ


 □『サン=テグジュペリの言葉』より

   「
昨日流された血のゆえに 拳を振ってはならない

   「
手に入れたものによってと同様、
    失ったことを惜むもの、手に入れたいとのぞむもの、
    喪失を嘆くものによっても、
    導かれ、授乳され、成長させられる


   「
歩みだけが重要である。
    歩みこそ、持続するものであって、
    目的地ではないからである


   「
あるのはただ、前進してゆく力だけだ。
    その力を創造しなければならない。
    解決なぞ そのあとで見つかる


   「
明日の真理は昨日の過誤によって培われ、
    克服すべき矛盾背反は
    ぼくたちの成長の土壌にほかならない


   「
ひとは、過誤に過誤を重ねながら、
    火に通じる道を発見するのだ


   「
人間であるとは、まさに責任を持つことだ。
    自分には関係がないような悲惨をまえにして
    恥を知ることだ


   「
犠牲とは、おまえをなにものからも切断することなく、
    逆におまえを富ますものだ


   「
『われわれは服従すべきでしょうか、
     それとも戦うべきでしょうか?』
    生きながらえるためには服従すべきであり、
    存在しつづけるためには戦うべきである


   「
征服とは、おまえの内部に、おまえを通して、
    おまえ自身を築きあげることである


   「
人間は真理を発見するのではない。
    人間は真理を創造するのだ


   「
方法こそ異なっていても、目的は異ならない。
    目的はつねに同一である


   「
救いは一歩踏み出すことだ。さらにもう一歩。
    そして、たえずそのおなじ一歩を繰り返すことだ


   「
人間は固い水晶に穴を穿ちながら、
    ゆっくりとすすんでゆく


   「
みんなぼくを信頼してくれているのだ。
    もし歩かないとしたら、ぼくはならず者だ


   「
真の意味でぼくを豊かにしてくれたのは、
    ぼくが受け取ったものより
    多くのものを与えた場合だけだった
    ということを認めなければなりません


   「
労働の一部は身を養いますが、
    他の一部は人間を築きあげるのです


   「
彼を裁くまえに彼を理解しようと努めるべきである

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