『葉隠』の名言6(著者・山本常朝は6月11日生まれ)


「酒と云ふ物は、打上り綺麗にしてこそ酒にてあれ。
 気が附かねばいやしく見ゆるなり。」

   出典:『葉隠』、山本常朝・田代陣基 原著、
       神子 侃 訳、徳間書店、P68より


     「打上り綺麗」とは、
     凛とした武士らしい気がします(^^)。

     もちろん、独特の哲学があるからこそ、
     このように語られるはずですが、
     刀を差して飲んでいる、という現実から
     語られる部分もあったのかな、と思います。

     そういえば、坂本竜馬と中岡慎太郎は、
     刀を離して飲むようにしていたため、
     暗殺されてしまったという話もあります。

     いずれにしても、「打上り綺麗」、
     そんな飲み方が理想だったようです(^o^)。


   
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