人名の50音順で観る『は行』

 ・橋本左内  ・羽生善治  ・浜田広介
 ・原田隆史  ・福井県 丸岡町
 ・福沢諭吉  ・福島慶道  ・藤沢秀行
 ・ブッダ  ・堀之内九一郎  ・本田健


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■ 橋本左内(幕末に活躍した志士)

 □『啓発録』より

   「第一番に稚心を去らねばならぬ

   「
気とは、人に負けまいと思う心、
    すなわち負けじ魂と、恥辱を知って
    それを悔しく思う気象のことである


   「
目標に到達するまでの道筋を
    多くしないこと


   「
学とは ならう ということで、
    すぐれた人物の立派な行いを習い、
    みずからもそれを実行していくことである


   「
勉、つとめるというのは、
    自己の力を出し尽し、
    目的を達成するまではどこまでも続ける
    という意味合いを含んだ文字である


   「
男子たるものが憂慮するところは、
    ただ国家が安泰であるか
    危機に直面しているかという点のみ


   「
学問とは、人として踏み行うべき
    正しい筋道を修行することであって、
    技能に習熟するだけのものでは、決してない


   「
学問は生涯を通じて心掛けねばならない

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■ 羽生善治(将棋のプロ棋士)

 □『人生、惚れてこそ』より

   
ただ一局一局を大切に、
    そこにだけ集中して指してきた


   「
勝負の世界では『これでよし』
    とする消極的姿勢になるのが一番怖い。
    常に前進をめざさぬかぎり、
    そこでストップし、ついには
    後退が始まるからである


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■ 浜田広介(童話作家)

 □『ないた赤おに』より

   「わたしは、おにに生まれてきたが、
    おにどものためになるなら、
    できるだけよいことばかりしてみたい。
    いや、そのうえに、できることなら、
    人間たちのなかまになって、
    なかよくくらしていきたいな


   「
なにか、一つの、
    めぼしいことをやりとげるには、
    きっと、どこかでいたいおもいか、
    そんをしなくちゃならないさ。
    だれかが、ぎせいに、身がわりに、
    なるのでなくちゃ、できないさ


   「
ドコマデモ キミノ トモダチ
               アオオニ


 □『よぶこどり』より

   「やっぱり、これが、
    おかあさんにちがいない


   「
ああ、鳥になりたい

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■ 原田隆史(教育者)

 □『カリスマ体育教師の常勝教育』より

   「自分たちの強みを把握したうえで、そこを掘り下げる

   「『日本一になる。優勝する』と決めることです

   「人間は、自分のイメージより上に行くことはありません

   「目標設定用紙に細かく、詳しく、
    書いて、書いて、書いて、書き込むのです

   「掃除と思うな人生と思え

   「試合は人生試験や

   「タイミング・イズ・マネー

   「態度教育で重要なのは、
    短く元気な『はいっ』という返事、そして、
    人よりも速く元気に挨拶をすることです

   「心というのは難しいことへの挑戦ではなく、
    できることの継続で強くなる

   「ネバー・ネバー・ネバー・ネバー・
    ネバー・ネバー・ギブアップ

   「敵は誰ですか?『私』です

   「自分に負けている人は
    他人に勝てるわけがありません

   「目に見えない部分、すなわち家庭生活でも
    手を抜かずに努力できる自立型人間でないと、
    日本一にはなれません

   「ほめるには、一度だけ口でいって終わりにせず、
    文章に残して必ずはって見せることです

   「『一寸先はなんや』『光ですっ』

  
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■ 福井県 丸岡町

 □『日本一短い「父」への手紙』より

   「退職の日、飯おごったくらいで泣くなよ。
    俺、親孝行してないなって反省したぞ


   「
お父さん
    肩 もんでくれるのはいいけど
    私 凝ってないんだ


   「
同棲したいと告げた日、
    その日の売り上げ金を手渡した父。
    汗と涙の札束。


   「
残された借金は、
    残された家族みんなの団結に役立っています


   「
仕事場で、私の写真が机に挟んであるのを
    見た時、涙が出そうになりました


   「
お父さん、そちらからかけてきて
    『何の用や。』と きくのは やめてください


   「
おむつ交換の折、私の『立派だねぇ。』に、
     『お前を創った元だもんな。』
    と微笑んだ。忘れない


 □『日本一短い「母」への手紙』より

   
お母さん、反対してくれて有難う。
    おかげで辛抱できました。
    結婚生活、十七年。洋子。


   「
母さん、ありがとう。
    母さんが私を信じてくれたからこそ、
    私も娘を信じぬけます


   「
おかあさん、いつも
    僕のウンコを流してくれてありがとう


   「
今だから話すけど
    手術室の前で姉さんと、
    子供みたいに大声で泣いたんだよ


   「
孫があなたの写真を指さし
    『梨』『ぶどう』と叫んでいます。
    宅配便 待ってます


 □『日本一短い「家族」への手紙』より

   
突然 同じ事 言ったり
    同じ歌 うたったりするね。
    脳みそ どこかでつながってる?


   「
極道である あなたの娘に生まれたことを
    恥ずかしいと思ったことは一度もない


   「
二男へ………
     親ばなれする年ごろなのに
     オムツ交換
     それでいい 生きていて


   「
お父さんへ………
     『千鶴』っていう名前 ありがとう
      北海道でみた鶴は すてきでした


   「
息子へ………
     何回言われただろう。
     『あんないい子がどうして』
     でも母さん信じているからね


 □『日本一短い「母」への想い』より

   
胸を張って言えるよ。
    『私はお母さんになる人を選んで
     産まれてきた。』って


   「
合格した時、親戚中に電話しないで、
    僕におめでとうと言ってくれ


   「
お見合いの翌日、彼の家を
    二周してきたお母さん、
    お母さんね


   「
行く度 持たされる沢山のお土産。
    『大丈夫、大丈夫』って、
    全然大丈夫じゃないよ


   「
洪水の夜、
    僕を救って星になったお母さん。
    まま母だったと ずっと後に知りました


   「
角を曲がり、姿がなくなっても、
    見送ってくれてたんだね。
    忘れ物してよかった


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■ 福沢諭吉(慶応義塾大学の創設者)

 □『学問のすすめ』より

   
天は人の上に人を造らず
    人の下に人を造らず


   「
人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。
    ただ学問を勤めて物事をよく知る者は
    貴人となり富人となり、
    無学なる者は貧人となり下人となるなり


   「
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、
    人に依頼する者は必ず人を恐る、
    人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり


   「
愛国の意あらん者は、官私を問わず
    先ず自己の独立をはかり、余力あらば
    他人の独立を助け成すべし


   「
進まざる者は必ず退き、
    退かざる者は必ず進む


   「
見込みあればこれを試みざるべからず。
    未だ試みずして先ずその成否を疑う者は、
    これを勇者というべからず


   「
読書は学問の術なり、
    学問は事をなすの術なり


   「
妊娠中に母を苦しめ、
    生れて後は三年父母の懐を免れず、
    その洪恩は如何と言えり


   「
学問に入らば大いに学問すべし。
    農たらば大農となれ、商たらば大商となれ


   「
学問は米をつきながらも出来るものなり

   「
活用なき学問は無学に等し

   「
心事 高尚ならざれば
    働きもまた高尚なるを得ざるなり


   「
学問の本趣意は
    読書のみにあらずして 精神の働きに在り


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■ 福島 慶道(臨済宗東福寺派管長)

 □『無心のさとり』より

   「『精一杯生きる』とはどういうことか。
    この瞬間を精一杯生きたらいいのです。
    私の立場でいえば、私はいま精一杯話をしたらいいのです。
    皆さん方はいま精一杯聴いてくれたらいいのです。

   「この瞬間を精一杯生きられる者は、
    今日一日が精一杯生きられます。今日一日、
    精一杯生きた者は、必ずこの一年が精一杯生きられます。
    その積み重ねで自分の一生が精一杯生きられるのです。

   「自分を抑えることは同時に他を生かすことになる

   「生と死という対立は、五〇対五〇ではありません。
    『生』が九九・九九九パーセントであり、
    『死』は〇・〇〇一パーセントといわねばなりません。

  
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■ 藤沢秀行(囲碁の棋士)

 □『勝負の極北』より

   
碁の神様がわかっているのが
    100だとしたら、私にわかっているのは、
    せいぜい5か6か、あるいはもっと下です


   「
いいと思ったことは、どんどん教えてしまう。
    その結果、若い人が強くなり、
    私が負かされても仕方ないではないか


   「
楽しい思いだけで
    強くなれるはずがないんだ。
    自分自身が苦しんで、工夫しなくてはいけない


   「
戦って戦って戦い抜けと言っている。
    戦いを避ける技は、後になってからでも身につく


   「
対局するときだけが勝負じゃない。
    碁だけが勝負じゃない


   「
体調のいいときに戦うのは当たり前の話で、
    戦えないような状態でも
    戦える男にならないといけない


   「
1000勝しても屁の足しにもならん

   「プロというものは、ひたすら最善手を求めて
    命を削る、それだけなんです


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■ ブッダ(仏教の開祖)

 □『ブッダの真理のことば・感興のことば』より

   「すべての者は暴力におびえ、
    すべての者は死をおそれる。
    己が身をひきくらべて、
    殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ


   「
沈黙している者も非難され、
    多く語る者も非難され、
    すこしく語る者も非難される。
    世に非難されない者はいない


   「
ものごとは心にもとづき、心を主とし、
    心によってつくり出される。
    もしも清らかな心で話したり行なったり
    するならば、福楽はその人につき従う


   「
母も父も
    そのほか親族がしてくれるよりも
    さらに優れたことを、
    正しく向けられた心がしてくれる


   「
『かれは、われを罵った。
     かれは、われを害した。
     かれは、われにうち勝った。
     かれは、われから強奪した。』
    という思いをいだかない人には、
    ついに怨みがやむ


   「
実にこの世においては、
    怨みに報いるに怨みを以てせば、
    ついに怨みのやむことがない。
    堪え忍ぶことによって、怨みはやむ。
    これは永遠の真理である


   「
まことであるものを、まことであると知り、
    まことではないものを、
    まことではないと見なす人は、
    正しき思いにしたがって、
    ついに真実に達する


   「
思慮ある人は、奮い立ち、努めはげみ、
    自制・克己によって、
    激流もおし流すことのできない島をつくれ


   「
たとえためになることを
    数多く語るにしても、
    それを実行しないならば、
    その人は怠っているのである


   「
善をなすのを急げ。悪を心から退けよ。
    善をなすのにのろのろしたら、
    心は悪事をたのしむ


   「
『その報いはわたしには来ないであろう』
     とおもって、悪を軽んずるな。
     水が一滴ずつ滴りおちるならば、
     水瓶でもみたされるのである


   「
みずから悪をなすならば、みずから汚れ、
    みずから悪をなさないならば、みずから浄まる。
    浄いのも浄くないのも、各自のことがらである


   「
学ぶことの少ない人は、牛のように老いる。
    かれの肉は増えるが、かれの知慧は増えない


   「
他人の過失を見るなかれ。
    他人のしたことと しなかったことを見るな。
    ただ自分のしたことと
    しなかったことだけを見よ


   「
旅に出て、もしも自分よりも
    すぐれた者か、または自分に
    ひとしい者に出会わなかったら、
    むしろきっぱりと独りで行け


   「
みずから自分を励ませ

   「
戦場において百万人に勝つよりも、
    唯だ一つの自己に克つ者こそ、
    じつに最上の勝利者である


   「
先ず自分を正しくととのえ、
    次いで他人を教えよ


   「
他人に教えるとおりに、
    自分でも行なえ


   「
以前には怠りなまけていた人でも、
    のちに怠りなまけることが無いなら、
    その人はこの世の中を照らす。
    ……あたかも雲を離れた月のように


   「
為すべきことであるならば、
    それを為すべきである。
    それを断乎として実行せよ


   「
『一切の事物は我ならざるものである』
    と明らかな知慧をもって観るときに、
    ひとは苦しみから遠ざかり離れる


   「
どの方向に心でさがし求めてみても、
    自分よりもさらに愛しいものを
    どこにも見出さなかった。
    そのように、他人にとっても
    それぞれの自己がいとしいのである


   「
準備してなすべきことを
    つねに準備している人を、
    なすべき時に なすべき仕事が害うことはない


   「
目的が達成されるまで、
    人は努めなければならぬ。
    自分の立てた目的が
    そのとおりに実現されるのを見よ


   「
勢いよく努め励め

   「
もしも愚者が『われは愚かである』
    と知れば、すなわち賢者である。
    愚者でありながら、しかも自分は賢者だと
    思うものこそ、『愚者』と呼ばれる


   「
一つの岩の塊りが風に揺がないように、
    賢者は非難と称讃とに動じない


   「
ひとは
    『われはこれこれのものである』
    と考えるそのとおりのものとなる。
    それと異なったものになることは、
    あり得ない


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■ 堀之内九一郎((株)生活倉庫 社長)

 □『どん底からの成功法則』より

   「五年前にあなたは何をしていたか?
    その答えが『いま』である

   「とことん反省し絶望を受け止め、
    そしてすべてを捨てて身軽になること

   「小さな一歩を踏み出してしまうのです

   「小さな一歩を、その先に続く目標までの
    道筋の一歩だと信じきれるかどうかだ

   「一店鋪一店鋪、つぶれない店を
    確実につくっていくのがまず第一

   「『真の欲求』をもって、獲得までのイメージを
    胸に強く焼きつけることこそ、人間を成長させる

   「スピードこそカギなのです。
    とにかく速さにこだわるのです

   「『判断する』ということは
    次のステージへつながるステップです

   「この世の中に、一瞬で判断できないものは
    そう多くはない

   「『あっちに行ったら得しそう』
    を選んではいけません。直感で
    『こっちは儲からないけど、楽しそうだ』
    と思えるほうを選ぶのです

   「失敗とは
    『うまくいかなかったという経験のひとつ』
    にすぎません

  
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■ 本田健(お金の専門家)

 □『ユダヤ人大富豪の教え』より

   君が提供してサービスの量と質
         = 君が受け取る報酬額


   「
幸せな金持ちになるための秘訣は、
    自分の大好きなことを仕事にすることだ


   「
幸せになったり、金持ちになるためには、
    時間をかけて自分を見つめる必要がある


   「
大好きなことに巡り会う一番の方法は、
    いまやっていることが何であれ、
    それを愛することだ


   「
人間性を見るためには、
    その人が直接、利害関係のない他人を
    どう扱うかを観察してみれば、
    自ずと人間性が出てくるものだよ


   「
君の考えが人生で現実のものとなる

   「
最高のセールスとは、売った後も、
    その客が買い続けてくれることだ


   「
相手にとってメリットになること、
    自分にとってメリットになること、
    そして第三者にとっても
    メリットになることを考えながら
    すべての行動を決めなさい


   「
私は、お金を感謝と愛情の表現として
    使うようにしている


   「
貧乏人の口癖は、
    『ふだん頑張っているご褒美に買っちゃおう!!』。
    一方、金持ちの口癖は、
    『いまの私には必要ないな。またにしておこう』


   「
成功したければ、
    いい加減な準備では不可能だ。
    最後のつめのほんの数パーセントが
    普通と大成功の差を生むのだから


   「
マーケティングといっても難しいことはない。
    誰にどのように買ってもらうかだけ
    わかっていればいい


   「
間違っても短期間で儲けてやろうと
    思ってはいけない。お客に喜んでもらえば、
    その人は、君に一生お金をもってきてくれる


   「
少し格上の人間とつき合いなさい。
    彼らから、はじき出されないように
    頑張っていれば、いずれふさわしい
    人間性ができてくる


   「
失敗とは、
    あきらめてしまったときにのみ
    起こる現実なのだよ


   「
成功する人は、間違うリスクを犯すことが
    いちばんリスクが少ないと知っている


   「
外の状況がどういうものであれ、
    感謝と平安のみを選択しなさい。
    それが現実なのだから


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