『中庸』の名言3と4(作者は子思)


「誠は天の道なり。
 これを誠にするは人の道なり」

「これを誠にするは
 善を択んでこれを固執する者なり」


   出典:『中庸』、宇野哲人 全訳注、
       角川書店、P137より(中庸の作者は子思)


     誠とは、一切が真実で、うそ・偽りのないこと、
     という意味だそうです。

     人間は生まれつき、天から“誠”を与えられて
     いるものの、欲があるため、誠になりきれない。
     それをなんとか誠にしていくのが人の道であり、
     そのために“善を、固く執り”続けることが
     必要なのだ、ということのようです(^^)。


      
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