太宰治『走れメロス』の名言3(3月12日生まれ) |
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「走るのだ。信じられているから走るのだ。 間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。 人の命も問題ではないのだ。 私は、なんだか、もっと恐ろしく 大きいもののために走っているのだ」 出典:『斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇』、 太宰治、文藝春秋、P419より 友情を証明するため、メロスは走ります。 ところが、 「間に合う、間に合わぬは問題ではない」 「人の命も問題ではない」 と言います。 「もっと恐ろしく大きいもののために走っているのだ」 という言葉から私が感じるのは、 メロスは“義”のために走っている、ということです。 西郷隆盛の言葉を借りれば、 人を相手にするのでなく、天を相手にしている、 そのように感じます(^^)。 → 太宰治の名言4のページへすすむ |
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